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皆様こんにちは。
前回のコラムではインプラント治療の概要についてお話しさせて頂きました。本日はインプラントの詳しい構造についてご説明いたします。
「インプラント」とは人工の材料や部品を体に入れる治療法や使用する部品そのもののことを指します。歯科のインプラントとは失ってしまった歯があった部分に人工の歯根を埋め込む治療のことを指します。医科の整形外科領域でもインプラント治療が存在しますが、近年は歯科でのインプラント治療がメジャーになってきたためインプラントというと歯科での治療を指すことが一般的です。
インプラントの構造
インプラント体は顎骨に埋め込む人工の歯根のことを指し、骨と結合し生体に為害性がほとんどないと言われているチタンやチタン合金が材質として使用されることが一般的です。インプラント体と上部の被せ物をつなぐ役割を果たす土台となる部分をアバットメントと呼びます。インプラント上部の被せ物のことを上部構造と呼びます。上部構造にはセラミックやレジン(プラスチック材料)が使用されることが多く、中でもセラミックは強度が高く審美的にも優れているため天然歯とほとんど見分けがつかないくらいの見た目に仕上げることも可能です。
天然歯は歯根膜というクッション作用のある組織を介して骨と結合するのに対してインプラント体は骨と直接結合するという特徴があります。そのため噛み合わせには十分注意する必要がありますが、ケアやメンテナンスをしっかりと行えばご自身の歯とほとんど変わらず長年にわたって使用して頂くことができるためインプラント治療は抜けてしまった歯を補う治療法として非常に有効です。
インプラントの具体的な治療の流れについては次回のコラムで詳しくご説明させて頂く予定ですのでそちらもよろしければご覧ください。
本日もご覧いただきありがとうございました。
よろしければ以下リンクもご参照ください。
このコラムの執筆専門家
- 石井 府中
- （歯科医師）
- 審美歯科ドクター
ミス・ユニバース公認。白い歯で美しい笑顔をプロデュース
ひとりひとりのお口のコンディションを考慮し、セラミック治療を中心にインプラント、ホワイトニング等、あらゆる手法を駆使して、歯のお悩みを解決。恵比寿、新宿、銀座にある各医院は、駅から徒歩3分以内で、通院にはとても便利です。
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