日本はどこへ行くのか?100年前の国家より学べ #1 - 販促・プロモーション戦略 - 専門家プロファイル

山藤 惠三
有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
東京都
クリエイティブディレクター

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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日本はどこへ行くのか?100年前の国家より学べ #1

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  1. 法人・ビジネス
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ベンチャー経営術、イマ〜戦略系。 企業経営の戦略系は?
日本の政治が思考停止状態になっています。
自民党の麻生総理大臣は、選挙先延ばしで、
民主党の小沢党首は、西松建設の疑惑から抜け出せません。
100年に一度の経済危機の中、政治は、お相撲のように見あって見あっての、
状況となっています。

エスオープランニング、山藤(サンドウ)です。

100年に一度の経済危機の中、今回からは、日本は一体どこへ行くのか?
100年前の国家論より学べ、として視線を少し変えて、
過去の国家観に眼を向けてみます。

ビジネスの世界でも、
政治が良くなければ、経済も停滞してしまいます。

国家意識の形成



日本が国家概念を持って語ったのは、
歴史上、律令国家と明治国家の時代であったと言います。

律令国家は、唐、新羅連合軍との日本の戦争を想定して建設され、
明治国家は、日清、日露戦争にいたる緊迫の極東アジア地政学の中から生まれました。

第二次世界大戦での、敗北の後



日本は日米同盟を結んで、その後、戦後の高度経済成長、世界第二の経済大国になり、
日本は60年あまりにわたり、完全な平和を享受しました。
その結果、国家概念については、
余りむずかしく考えずに、経済を優先して国家観については希薄化させてしまったのです。


日本の活路は、一言で言って「福沢諭吉」の「脱アジア論」に書かれた内容で展開する。



朝鮮半島は、政争と内乱を繰り返して独立自尊の気概を持たない地域といい、
中国大陸は当時の清、朝鮮を臣下として服属させて朝鮮半島内の政争や、
内乱のたびに大軍を送り権勢を張る国と言います。

そのような、朝鮮、清国とは「謝絶」して、
日本は欧米に沿って富国強兵に乗り出さんとする、
福沢諭吉先生は、このような考え方を説きました。


日本は、巨大なユーラシア大陸の東の端に位置している。
しかし、波高い対馬海峡に守られて、古来より大陸国家の侵略を受けることの
少ない、「海洋の共同体」であったのです。

つづく。

参考出典:やさしい経済学21世紀と文明

2008/5/12 日本経済新聞、拓殖大学拡学長、渡辺利夫