シンクの下で粉砕して、乾燥をしてくれる生ごみ処理機をつけている。
インテリアコーディネーターとして、システムキッチンをプランしている仕事をしているときに、我が家にいつかシステムキッチンを購入する際には是非とも付けたい、と思っていたもので、
念願かなって5年前に実現した。
魚料理や野菜くずがたくさん出るお料理の時には大活躍で、
燃えるごみの量はそれまでの半分以下、夏でも生ごみの匂いに
悩まされることなく、もう手放せないものになっている。
しかし、最近、あることに気が付いた。
それは、食べ残しを捨てることに罪悪感を感じなくなりつつある、
ということである。
食べ残しを捨ててしまうのは、本当に心を痛めることのひとつで、
野菜や肉魚を生産捕獲し、それを買ってきて、料理し、
盛り付けてから食卓に並べる。
それらの全てを無にする行為が、この捨てる、ということ。
私にいたっては罪悪感で済むのだが、3歳の子どもが最近、
食べ残すことを「がががーをする」という風に言い出した。
これは生ごみ処理機にかける、ということで、それで処理するのだから
なんてことはない、という感じである。
これこそ、取り返しの付かない「罪」なのだとしばし反省。