片思い事例⑤　「フツウの関係に戻りたいんです。」

●　片思い事例⑤　「フツウの関係に戻りたいんです。」

こんにちは！湯田佐恵子です。

片思いシリーズ第5弾。その方は「先生」に片思いした生徒さんの関係。

授業は二人だけのこともあり、共通の話題がたくさんある関係。「話をする」こと自体を学ぶので、お互いの興味も共通しているためすっかり話すことに夢中になったそうです。

そして、そんな学びを重ねるごとに楽しさは深まり、毎回そちらに行けば授業がないのにわざわざ先方から顔を出してご挨拶をくださるような良い関係に。

年齢差が10歳以上あるのでこちらの一方的想いであることはしっかり承知しながら、それでも一緒の時間を過ごすことが楽しいため、ご自分の婚活への意欲が一向に上がらないというお悩みはありました。

そんなある時、実は彼には「彼女がいた」という話を、ほかの受講生から聞いたのです！

わかっていたはずなのに…とても苦しい…。

傷つく必要なんてないのはわかっているけど、実際とっても傷ついてしまっている自分がいます。

そして、実は、実際に困ったのはそのあとのことなんです。

彼の顔を見ると、今までのような無邪気な態度ができなくなってしまったんです…。

ところが、相手はその彼女の変化にびっくり！

それだけじゃなく、なんだか無視されたと感じてしまっているのか、ちょっと怒っているようにも見えるとのこと。

「自分の心の中でハートブレイクしたからって相手を無理やり無視しても、相手は突然、理由もわからず『なんで傷つけられたんだろう？』と感じちゃうよね。で、どうなりたいの？」

「え？どうしたいって…

単純に先生と生徒みたいな『フツウの関係』に戻りたいんです…」とのこと。

私は言いました。

「フツウ…。う～ん。だって今まで男女関係じゃないけど、お互い人間として愛し合っていい関係だったんでしょう？もう、彼にはあなたの愛が伝わってしまっているし『フツウに戻る』って言い方、自然じゃないよね？」

こんな時、多くの人は実は心の中に相手に対し「怒り」があるんですね。

「え？なんで？私と話したときはあんなに心を開いて喜びを表現してくれたのに…？あれは愛じゃなかったの？なんだか裏切られた気分…」

頭では十分にわかっているんだけど、どうしてもその時感じた自分の感情がリアルすぎて、その疑似恋愛風な感情のリアルさに、本当のつらい現実とのギャップを感じてしまい、だから冷たくしたかったり、なかったことにしたかったり…。


さて、ここで大事なことは…？どうすればこの思い、手放せる？

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ちょっと長くなりましたので、この続きはまた次回、お伝えしますね！

　　　　　　「大丈夫、バカじゃない。安心してね」湯田佐恵子

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