
- 芳川 充
- 株式会社ジャパンフレッシュ 代表取締役
- 神奈川県
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
- 服部 哲也
- (SEO WEBコンサルタント)
- 竹波 哲司
- (Webプロデューサー)
「古いドメインは効果がありますか?」というのがあります。
確かに現在、SEO業者やSEOをよく知っている人たちの間で、
オールドドメインの取得がブームになっています。
信憑性の高い情報として、
「かなり効果が高い」ドメインがあるということがいえます。
ただし、僕はどちらかというと、
オールドドメイン取得に否定的見解を持っています。
その理由は下記に挙げます。
1)いずれ対策が取られ効果がなくなる
2)現状、効果のあるドメインの取得が難しいうえ、
スパムドメインを取得してしまうリスクがある
3)過度のSEOとして、マイナス評価を受ける可能性もある
オールドドメインは玉石混交です。
中には、素晴らしいドメインもあるでしょう。
しかし、基本的にそれらは手放したドメインである以上、
優良なドメインは少なく、効果がないものが大部分と考える
べきです。
SEO業者の中には、オールドドメイン取得の専属チームを編成して
がんばっているところもあります。
ですから、一般の方が実際に優良ドメインが取得できる確率は
低いといえます。
また、最悪の場合、取得したドメインで作成したサイトが
がさっぱり検索エンジンに認識されないと思ったら、スパム判定を
受けていたドメインだったということもあります。
また、このようなSEOは検索エンジン側から見ると間違いなく
好ましくないSEOです。
以前運営していたサイトの優良な評価が、全く違うサイトに引き継がれる
ということ自体おかしなことです。
ですから、以前のサイトと全く違うサイトになった場合には、
その事実は容易に判定できるので、対策をとるのはそう遠くないうちに
起こると思います。
効果がなくなるどころかスパム判定を受ける可能性すらあると思っています。
ですから、このような行為に力を注ぐぐらいであれば、サイトの充実や相互リンク、或いは新たなサイトの構築に労力を注ぐべきと思います。