英検1級道場-英語と日本語の発想の違いを表す英語表現 - 英語全般 - 専門家プロファイル

山中 昇
英検1級道場 
千葉県
英語講師

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:英語

山中 昇
山中 昇
(英語講師)
白尾 由喜子
(英語発音スペシャリスト/英語プレゼン講師)

閲覧数順 2024年04月17日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

英検1級道場-英語と日本語の発想の違いを表す英語表現

- good

  1. スキル・資格
  2. 英語
  3. 英語全般
英語全般 英作文

今日のレッスンで、トラッドジャパンのディクテーション作品 米 を点検した

その中に、おにぎりの作り方を説明する表現がある
To make an Onigiri,, rice is firmly shaped into a ball around the filling

これは、最初に具があり、その周りを米で固めていく発想だが、我々の発想は、米をにぎり、その中に具を入れていく というものだ

似たようなことが、そばや、うどんの食べ方の表現にも表れている
トラッドで何度も出てくるのだが、つゆにつけて食べるもの(ざるそば、つけ麺など)は、食べる前につゆに浸けると表現する
でも、我々日本人は、つゆに浸けてから食べるという発想をする
dipped into a sauce before eating---という英文は、日本人には発送できないのだ
つまり、日本人が英作文を書くと、大概の人が、つゆに浸け、それから食べるという風に書くのだ

ここまで書いたら思い出したことがある
新幹線での英語車内放送だ

英語では、広島に着く前に、新神戸と岡山に停車するという表現をする
This train will stop at Shin-Kobe And Okayama before arriving at Hiroshima

これも、日本人ができない発想だ
日本人は、新神戸と岡山に停車し、その後、広島に着くと表現する
日本人の英語はこうなる
This train will stop at Shi-Kobe and Okayama and then (finally) arrive at Hiroshima

直訳では通じないということの表れでもある

英検1級道場では、こうした点も学んでいく
醍醐味を味わいたい人は、下記にコンタクトしてください
hf9n-ymnk@asahi-net.or.jp

このコラムに類似したコラム

英検1級道場-BBC記事からネイティブの表現を学ぶ 山中 昇 - 英語講師(2014/06/03 07:22)

英検1級道場-準2級に挑戦する高校1年生 山中 昇 - 英語講師(2014/05/10 07:13)

英検1級道場のレッスン風景-早朝特訓 山中 昇 - 英語講師(2012/09/20 06:58)

英語学習者の意外な悩み-女性に多い耳鳴り、突発性難聴 山中 昇 - 英語講師(2012/07/29 22:19)