- 山藤 惠三
- 有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
- 東京都
- クリエイティブディレクター
対象:ホームページ・Web制作
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- (Webエンジニア)
クリエイティブの魔法、ジャネーの法則 #3
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メディアと映画、ずっと楽しい関係。
TVの行方、これからのテレビは?
2008-08-26 03:30
日本人の応援模様も変わって来ているような気がしました。
イロイロな意味で、中国と日本を感じたオリンピックでした。
エスオープランニング、山藤(サンドウ)です。
クリエイティブの魔法、ジャネーの法則は、時間をあやつるキーワードです。
第一回目に書いたTVドラマ、「白い巨塔」ですが、ジャネーの法則に従うと、
25歳で最初のシリーズを見たその人の時間のスピードは、たしかに、50歳のときに
見た「白い巨塔」の映像スピードとは多少速まっているかもしれませんが、
2倍になったとは言えないようです。
それは、
ドラマであれ、映画であれ映像はストーリーが完結するとその作品はパッケージ化
され(最近ではデータ化されますが)、
その時間の長さ、それ自体は変わらずに、その人の映像体験や映像に対する嗜好などにより、左右される!
というのが私の見解です。
しかしながら、その人の映像体験や、映像に対する嗜好など、その人の人生に対する
時間感覚はやはり、ジャネーさんが言うとおり、ジャネーの法則が当てはまると思います。
やはり、ジャネーさんは偉大だったいうことでしょうか?
若い世代や高齢者など、年齢によってTVを見るスピードを、無意識のうちに選択している
ことになるのかもしれません、
なんとなく、自分の好きなチャンネル、TV局がある人もいれば、
この時間帯は「このチャンネルが自分の好きな時間だ〜!」
と、われわれ視聴者が無意識のうちに反応していると思うとなかなか興味深い内容です。
そんな、「テレビ局の配慮」や「すみわけ」を素直に受け入れず、
心を広げて、「カット割りのチョー早い、ドラマ」や
「どんどん内容が変わる、情報番組」なんかを見て、
時間年齢を若く保つことも、TVで脳を鍛えるにはよい運動になるのかもしれませんね。
ドラマや映画を見るときに、自分の好きなテンポや時間の流れなどを、
ちょっと気にしながら見ると、また違った映像センスがみがかれることでしょう!
画像:ポール・ジャネー:ジャネーの法則の発案者
参考資料、日経新聞2007/3/30 セカンドステージ
デザインと映像のエスオープランニング