つらいことがあっても、大変なことがあっても、
打たれ強いというか、元気でいられる人、
または割りとすぐに回復する人。
もしかしたら、本当はすごく元気というわけでは
ないけれど、それでも、笑うことができる人。
人に当たったりせず、静かにしていられる人。
かと思えば、すぐ打たれてしなだれてしまう人も
います。または、機嫌が悪くなったり、八つ当たりしたり
ひがんだり、悲観したり、爆発する人もいますね。
もちろん、無理して笑ったり、元気を装ったりするのは
逆にあまりヘルシーではありませんから
それはお勧めしません。
つらいときに、つらいと言えることもまたひとつの
勇気だし、感情を表に出すことや爆発できるのも、
ひとつの才能と言えるでしょう。
何か起きたときの人の反応は本当にそれぞれですが、
打たれても打たれても起き上がることができれば、
人生怖くことなんかないというものです。
何かあって、多少(または一時的に)落ち込むのは、
人間だから当たりまえ。
それに、何かあるのはときに避けられないから、
「何か」を起きないように安全策を常にとるよりも
何か起きて落ち込んだ後のどうするかのスキルが
あると、より心強いですね。
打たれ強い人は、多分かなり打たれています(笑)。
だから、ひとつにはトレーニングです。
強くなれるように、ときには打たれる経験が
必要だから、そんなときには、ちょっとした逆境が
やってくるのです。
それも考え方で、つらいことや大変なことは
私たちが悲観的になったり、シニカルになって
自暴自棄になるためにあるのではありません。
打たれ強くなるため、成長するためのステップと見たら
今の状況に感謝することも可能になります。
感謝の気持ちほどプラスのエナジーもありませんから
良い方向へ持っていく原動力になるはずです。
それから、考え方だけでなく「信念」も大事。
どんな状況も逆境も、いずれ笑い話になる!と
完全に信じていること。
笑い話とまでいかなくても、静かに振り返ることが
できるようになる、と信じることです。
信じるものは救われるとは有名ですが、これは
宗教を超えた真実。
大丈夫と信じてみることに意味があり、
前を向こうとする気持ちを持つことに意味があるのです。
さらに「根気」も打たれ強くなるための大事な成分。
人間はどうしても、instant gratification (すぐ
満足すること)に傾倒します。
待つことがイヤだから、という欲求を満たすための
モノやサービスは世の中いくらでもありますよね。
インスタント食品、加工食品、24時間のサービス、
コンビニもまさに、instant gratification に訴えたもの。
数えたらきりがないくらいです。
便利になって、それに慣れているので、現代人は
待つことがとても苦手。
だから、物事や人生も今すぐうまくいって欲しい、
思うとおりになって欲しいのは、どの人も同じです。
そしてこれは無理もないことです。
それでも、ここで根気力がものを言います。
ネガティブな気持ちを手放して、なんとかなる、と
前向きの気持ちを持ちつつ、根気を持つ。
時には何もできないときもあるし、無力感もあるし、
それでもただ信じて待つことしかできないことも
あるでしょう。
それしかできないなら、それでいいのです。
崇高な感じにも見えますが、そんなことはなくて
信じてみることも、ほんの少し待つことも、誰でも
今日からすぐ始められるのが、いいですね。
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このコラムの執筆専門家
- 小倉 美紀
- (パーソナルコーチ)
- エナジー・コーチ エナジー・コーチ
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もっと自信を持ってバランス良く、元気にハッピーになりたい方(主に20~40代の女性)に向け、コーチングやセミナー、講演を実施しています。人生の幸せ、ビジネスの成功や自己実現のために、枠に捕われない考え方を提供し、内面から強くサポートします。
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