北野武さんの性格タイプは？＜その4＞

北野武さんの回：
→その1
→その2
→その3
→タイプ7の特徴


バイク事故は1994年の夏の深夜、北野武さん47歳のときのこと。

フライデー襲撃事件から3年後。
主演映画『その男、凶暴につき』で、監督デビューのチャンスをつかみます（1989年）。
その後、毎年一本撮りつづけますが、国内では不評で、海外で評価される傾向がありました。
（一部には熱狂的なファンも。）

飲酒運転での自損事故でした。
頭蓋骨陥没、頬骨複雑骨折の重傷を負い、復帰まで半年掛かりました。


事故から5年後、フランスのドキュメンタリー映画に出演し、
「記憶がない。現場の血をみてゾッとした。『自殺したんだな』と思った。」
と語っています。
「いつも不安で不安で仕方がない。オレほど臆病者はいない。開き直らないと無茶できない。」
「（お笑いの仕事は）どこか売春婦的なこころでやっている。」
ふだんの北野武さんからは想像できない心情を吐露しています。

事故後の映画は、一度観たら忘れられない映像美や、間を多用し、穏やかな会話など、むしろ人間の内面に焦点が当たった表現が多くなります。
もっとも外向的で外交的な、感覚型のタイプと言われるタイプ7を考えるうえで、興味深いものがあります。

さいきん出演した『サワコの朝』では、
自分が「異常なマザコン」であること、ガミガミ叱ってくれるタイプの女性が好みだと語っています。

母親の葬儀の際の取材では、「オレを産んで良かったと言われる人間になるよ」と母の亡骸に誓ったと、子供のように泣きじゃくる姿が残されています。
母親の苦労を見てたので、若い頃は悪いことを一杯して心配ばかりかけたけど、母ちゃんに誉められたかったと、だから頑張ってもっと偉い人になると…。


さらにバイク事故のことを訊かれ、
映画作りへの自信の喪失が、大きな理由の一つだと明かしています。



次回は続きと、わたし達がタイプ7と推定する男性有名人をアップします。




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・自分の性格タイプは、一人で本を読んでもわかりません。カウンセリングがより効果的です。ワークショップも行っています。ぜひ、ご一緒しませんか？（→お申込みはこちら）
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