持って生まれた性格は変えられないが、改善はできる。

2014-02-28 07:16

バリ・ハイこと夫です。
ここらで、読者の皆様に、このブログの意図を披露しておくのも意味があるかと。

・持って生まれた性格は変えられないが、改善はできる、と信じています。（健全度を上げる）
・感冒の予防と同じように、性格のちがいに由るミスコミュニケーション、ディスコミュニケーションは防げる。自己と他者の性格を知ることによって。
・そして究極の不幸は回避できる。（いじめや自殺、破局や失敗、などを想定しています）

上記を意図し、性格のちがいという、誰もがうっすらと自覚している常識に光を当てます。
タレントや有名人をモデリングすることで、自分の性格に興味をもってもらえたら嬉しいです。
エニアグラムは、今のところ、もっとも体系的で精緻な性格分析の一つなので、スキルとして用いるにすぎない。エニアグラムの研究が目的ではない。

究極的には、「血液型信仰」の打倒を目指してますが、（笑）
「トンデモ」性格分析と名付けた所以ですね。

もうひとつ、閑話休題。
仲の良い友人A氏から聴いた話しで、タイプ6の人のエピソードで、忘れられない話しを想い出しました。
B子さんは途中入社の、立場上、Aの部下なのですが、成り行きから、
ちょっと大きなプロジェクトを任されることに。
先方へ企画書を提出する〆切日が迫ってきたある日のこと。
B子さんは、A氏に「後で、この企画書に目を通しておいて頂けますか？」
と、エッセンスを口頭で説明し、賛同を求めてきました。
A氏は「そうか、オレを信頼してくれてるのだな」と思い、満更でもない気持ちに。
さいきん、二人の間にちょっと距離を感じてたので。
ところが、です。
B子さんは、間髪いれず、その足で、隣りの部屋の先輩Cにも、Dにも、同じように同意を求めて回っていたと言うのです。

よく考えれば、うるさ型の二人の賛同を求めるのは、自然なことと頭では理解できるのですが、
憎からず思っていたAは、梯子を外された気分に。
私からタイプ6の人の特徴と、動機を聴かされて、やっと合点がいき、納得したようでした。

前回、浅田真央ちゃんの強迫的な練習癖、とくに確信が欲しい時に、本番直前まで、倒れるくらいに追い込んで自滅してしまう、と元コーチの指摘を紹介しましたが、
恐れの強い型のE6の人には、確認癖がありますよね。
確認しても、確認しても、まだ足らないような。
失敗しないためには、間違った行動はしてないのですが、
もう少し、職場での心理上の配慮（例えば男の上司への）とか、工夫が必要なケースがままあります。
「自分はこういうキャラなんです」とオープンにする手もありますが、
若い新人の女子社員ならいざ知らず、
アラフォー女子では、評価を下げてしまうかもです。

さて、私が師事するナランホ博士（故人）の研究では、
E6の人たちの、不安や恐れに対処する方法が、体型によって大きく異なるというから驚きです。

・Ａ　中肺葉型は、骨太で、筋肉質。中肉中背のスポーツマンタイプが多い。アスリート、ボクサー、ポロレスラーにも多い。ほがらかで、おしゃべり、向こう見ずで、独断的、勇気がある。楽天的で、怒りっぽい。
・Ｂ　内肺葉型は、全体に丸みがあって、太め。穏やかで、愛想がよく、寛大で、依頼心が強い。気取っていて、情が深く、社交的だが、物静か。
・Ｃ　外肺葉型は、比較的長身で、痩せていて、弱々しい印象を与える。超然としていて、緊張が見える。心配性で、控えめ、自意識が強い。几帳面、内省的。恥ずかしがりで、動作がぎこちない。冷静で、疑い深い。感受性が強く、引っ込み思案。

真央ちゃんは、基本Ａが強く、Ｃとの混合型な気がします。Ｂもある気が。
女子ってわからないですからね、放っておくと太る体質なのか、元々痩せてるのか。
ほんとにアスリートにこの型が多いですよね。
すぐ思い付くところでは、松井秀喜、内藤大介（元ボクサー）など。
面白いところではマイク・タイソンがいます。
タイプ8のモハメッド・アリと比較すると、E6だと納得し、ちがいがわかります。
（俗にいう、「弱い犬ほど、よく吠える」を想起しちゃいます。）

続きはまたあした。
（土日研修に出るので、月になるかも?!）