- 原田 将孝
- GLS予備校 校長
- 塾講師
対象:子供の教育・受験
ところが、これまではSAに対する指導法の研修が行われてこなかったため、どうしても勉強会の内容に差が出てきていたのです。
そこで、今年から私が指導法の研修を実施することになりました。
では、いったいどういう研修をやっているのかというと、毎回SA役と1年生役を決めて、模擬勉強会を実施しています。
模擬勉強会が終わったら、1年生役の人達に講評を述べてもらいながら、模擬勉強会の良い点や悪い点について議論します。
研修は今週で9回目になるのですが、最初の方と比べて見違えるほど上手になったSAばかりで、とても嬉しく思いました。
やってみて改善点を指摘されたり、上手い人のやり方を見ることが出来るような環境を与えてあげることが、彼彼女らの成長には一番必要なことだというのを、あらためて痛感した次第です。
「抽象的な言葉や内容は、身近な具体例を挙げたり簡単な言葉で言い換えたりする」
「一方的に話すのではなく、問いかけを重ねることで理解を促す」
「何が大事なのかを理解させるよう、メリハリをつけて話す」
などといったことは、もちろん最初から抜群に出来ていたSAもいるのですが、そうでないSAも皆さん出来るようになり、西南生の底力を感じさせられました。私自身、とても楽しい経験をさせてもらっています。
研修は再来週で終わりですが、そういうことで、もうしばらく楽しませてもらおうと思います。
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