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吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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ロングステイの定義とロングステイ希望国と行きたい国ベスト10

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ロングステイ 海外ロングステイ
前回は、日本人のロングステイヤーがどのように推移してきたのか、在留邦人はどのくらいいるのかを紹介しました。

今回は「ロングステイとは」と不特定多数に聞いた「行きたい国」とロングステイセミナーやイベントに参加した人たちのアンケートに現れる「人気の国の推移」を紹介します。

不特定多数に聞いたアンケートで、初めて聞いたという方もいらしやいますので「ロングステイとは」、を説明いたします。

「ロングステイ」の基本的考え方
「生活の源泉を日本に置きながら、海外の1か所に比較的長く滞在し、その国の文化や生活に触れ、現地社会への貢献を通じて国際親善に寄与する海外滞在型余暇」を総称したものであり、国内に於いては「主たる生活の拠点の他に、日本国内の他の地域にて比較的長くあるいは繰り返し滞在し、その滞在地域のルールを順守しつつ地域文化との触れ合いや住民との交流を深めながら滞在するライフスタイル」を言います。

最低滞在期間は海外の場合は2週間、国内の場合は1週間としています。
※LONGSTAY「ロングステイ」は造語であり、ロングステイ財団により商標登録をしています。(引用:一般財団法人ロングステイ財団「ロングステイの基本的考え方」より)

如何でしょうか、海外ロングステイであっても、ハードルは低く、皆様の手の届くところに「ロングステイ」はあります。
とはいえ「暮らしを体験する」のですから、旅行とは異なる準備や知識が必要とされ、それらをサポートするのが我々ロングステイアドバイザーのミッションの一つです。

ロングステイ財団が示すロングステイの定義する5つの特徴は下記の5項目です。
1.比較的長期にわたる滞在であり。
2.「居住施設」を保有または賃借する。
3.「余暇」を目的とする。
4.「旅」よりも「生活」を目指す。
5.生活資金の源泉は日本にある。
(引用:一般財団法人ロングステイ財団「ロングステイの定義」より)

従って、ロングステイヤーは現地で働きながら暮らす方ではなく、長期休暇を利用する方達、語学留学などの知識を得るための滞在、そして趣味を楽しむ、家族との絆を強くする、詩文や仲間のリフレッシュのために訪れる方達、そして第二の人生を楽しむ方達を対象としています。

さて、ロングステイ滞在希望国・地域は下表のようになっています。
2006年から7年連続でマレーシアがロングステイ希望国として1位です。2位は2年連続でタイ、3位はハワイです。そして、4位オーストラリア、5位ニュージーランドと続いています。
今年の特徴は、前年10位のシンガポールが8位に上がりました。シンガポールは富裕層が集まる国となっています。
第一回の調査1992年のものと比べると、アメリカ西海岸、アメリカ東海岸、スイス。イギリス、フランス、スペインが落ち、アジアのマレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、台湾が入っています。

130924ロングステイベスト希望国10

年代別の希望国ベスト20を挙げています。
30代未満の回答で1位はオーストラリア、次いでカナダですが、それ以外の年代の1位はすべてマレーシアで、2位はタイでした。
30代未満の特徴は、6位のイギリスをはじめ欧米の国口が多いことが分かります。
40代でベトナムがベスト17位に入り、年代が上がるに上昇し60代では9位に上昇致します。

10923年代別ロングステイ希望国

マレーシアが各年代で1位になる高い評価を得るのは、観光立国を目指すマレーシアが、ロングステイビザとして打ち出した「マレーシア・マイ・セカンドホーム・プログラム(MM2H)
の影響が大きい。この滞在ビザを取得すれば10年間自由な滞在が認められ、また、延長もできる。2012年末現在総取得者数は2,445人になっている。

上記は、財団のイベントや各地で行われるセミナーに参加した方たちのアンケートによる希望国なのですが、一方、財団が不特定多数の方たちにネットでアンケートした、「ロングステイしたい国」の順位は別な様相が現れます。

全体の得票数をグラフにしたのが下図で、年代別に10位までを表にしました。

130924不特定多数ロングステイ行きたい国

1位から13位までは7位のタイを除きすべて先進国です。14位にイベントやセミナー参加者にのアンケートでは1位のマレーシアが漸く出て参ります。仮定ですが、イベントやセミナーに出ている方はバイアスがかかるのではないかと考えています。

130924不特定多数年代別ロングステイ行きたい国

2012年の順位で「ロングステイ希望国」と「ロングステイしたい国」の10位までに入った国は、タイ、ハワイ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、シンガポールの6ヶ国です。

イメージ的に良い国が多いのですが、最初にロングステイしたい国を考えるとき、短期ロングステイをしたのちに日本に帰ることを想定するとこのような国が対象になるのではと筆者は考えています。
読者の皆様は、どのような国でロングステイを楽しみたいとお考えでしょうか。

★ことしも人気の「ロングステイ・フェア」が国際展示場で開催されます。
日時: 11月2日 土曜日 10:00~17:00
会場 東京ビッグサイト1F 会議棟 レセプションホール
私のミニセミナーは16:15~16:45 「富裕層を惹きつける国 シンガポール」
なお、10時から会場で非居住者のネット投資などライフプランと資産運用のご相談をお受けしております。お気軽にお立ち寄りください。
http://www.dokodekurasu.jp/

文責
FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨

【保有資格】
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP®
宅地建物取引主任者 (東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー&登録講師

独立系顧問料制アドバイザーとは
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.html

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