英検1級道場-茶会の英語表現から思い出した一場面 - 英語全般 - 専門家プロファイル

山中 昇
英検1級道場 
千葉県
英語講師

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対象:英語

山中 昇
山中 昇
(英語講師)
白尾 由喜子
(英語発音スペシャリスト/英語プレゼン講師)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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英検1級道場-茶会の英語表現から思い出した一場面

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英検1級道場では、定番として全員にトラッドジャパンのディクテーションをやってもらっている

これをやることで聞く、書く、読むが同時に練習出来、記憶に残るので、回り回って英作文とスピーキング練習にもなっている

今朝の受講者は500キロ北の町から参加だが、83回目で、2年4カ月も熱心に練習を続けている男性だ 宿題に出した 茶会 を精査した

下記のような表現が出た時に、司馬遼太郎さんの歴史小説を思い出した

Using a single bowl and passing it from one guest to the next is called Nomimawashi

秀吉主催の茶会で、大谷吉継に順番が回り、彼が飲んだ時に、鼻汁が茶碗に垂れた。吉継はらい病患者であり、顔が崩れかけていたので顔を布で覆っていた。

次が石田光成だったが、仲が良かった光成はそうと知って茶碗を1人で飲み干した(回し飲みはそこで終わり)

光成の友情に感じ入った大谷吉継は、敗戦必死とわかっていながら光成の要請に応じて西軍につき、関ヶ原で激闘し、自刃する

側近の武将が、主人の首を埋めた後に東軍につかまるが、醜い首を見られては主人の恥として、最後まで首のありかを吐かず、その忠義に感じ入った徳川方の大名に厚く召し抱えられたという話だったと記憶する

山中昇
hf9n-ymnk@asahi-net.or.jp

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