保証会社について
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皆様こんにちは。
アライバルの柳です。
今回のコラムは保証会社について書きたいと思います。
賃貸マンションを借りる際に、契約者は連帯保証人を立てる必要があります。
連帯保証人は契約者が家賃を滞納したりした際に、契約者に代わり滞納した賃料を弁済する方です。
連帯保証人の要件として、①契約者の親族であること、②安定した職業についていること、
③一定の収入があること等が挙げられます。
保証会社とは、上記のような要件を満たす連帯保証人がいない場合に、連帯保証人の代わりに、
家賃を滞納した場合の、退納分をオーナーに対して立て替え払いしてくれる会社です。
最近、都心の賃貸マンションでは、例え、連帯保証人を立てることができる方でも、
保証会社の利用が必須となる物件が増えてきています。
特に高級賃貸マンションの場合は、毎月の賃料も高額なため、オーナーとしては万が一の備えとして
連帯保証人ではなく、保証会社に保証してもらった方が確実性が高まるとの考えがあると思われます。
保証会社をご利用される場合は、保証会社の審査があります。
身分証明書や収入証明書等を提出して、契約者が将来に渡って家賃をしっかり支払うことができるかを
審査します。
また、ご利用にあたって保証料もかかります。
保証会社によりますが、家賃+共益費の40%~100%程度の保証料が契約時にかかり、
1年毎に8,000円~10,000円程度の更新料がかかる保証会社が多いです。
都心の高級賃貸マンションでよく利用される保証会社を一部ご紹介します。
□SBIギャランティ
SBIグループの保証会社です。契約時にかかる初回保証料は40%です。
1年毎に8,000円の更新料がかかります。
□リクルートフォレントインシュア
リクルートグループの保証会社です。契約時にかかる初回保証料は100%です。
1年毎に10,000円の更新料がかかります。
□Casa(カーサ)
以前はリプラスという会社で、家賃保証会社の中では最大手の会社でした。
契約時にかかる初回保証料は50%です。1年毎に1万円の更新料がかかります。
その他、管理会社系列の保証会社や、信販系(エポスカード、オリコ、ジャックス)等を使っている
物件も有ります。
保証会社をご利用するにあたってのご注意いただきたい点は、家賃を滞納した場合に、
家賃の滞納分は保証会社がオーナーに立て替え払いをしてくれるのですが、
契約者は退納した家賃の支払いを免れることはできません。
保証会社から立て替え払いをした家賃の請求が必ずあります。保証会社に対して支払いが滞り続けると
明渡訴訟を経た上で、マンションを追い出されてしまうことになりますので、くれぐれも退納にはご注意ください。
アライバルでは新宿・中野・渋谷エリアを中心に高級賃貸マンションを多数取り扱っておりますので
お気軽にお問合わせ下さい。
新宿・中野・渋谷エリアの高級賃貸マンションサイトはこちらからお入り下さい。
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