小笠原 隆夫(経営コンサルタント)- Q&A回答「メモにも十分効力があります」 - 専門家プロファイル

小笠原 隆夫
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小笠原 隆夫

オガサワラ タカオ
( 東京都 / 経営コンサルタント )
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産前産後休暇を伝えた後、休職を求められました

キャリア・仕事 労働問題・仕事の法律 2009/04/16 21:09

現在、契約社員としてH21.9.30まで契約を結んでいるものです。
だんだん不安になり、相談をする事に致しました。
現在妊娠中で9/28出産予定です。会社へ8/18〜の産前産後休暇を申し出たところ、口頭でのOKの返事はいただきました。書面での申請はまだ出しておりません。
その後なのですが、5/1より後任が来るので、引継ぎを6月いっぱいまでに終了させ7/1〜8/17までは休職扱いに出来ないかと言われました。
理由は「妊娠中に会社で何かあったら困る。心配だから妊娠に専念してくれ。会社は今後体調不良で契約を途中で終了してもいい。そんなに頑張って働かなくてもいいだろう?後任も決まっているし、もういいじゃないか。」などの理由でした。
休職という事は保険料なども全て自己負担という事になるかと思います。要は、“後任の決まってる人に無駄な給料と保険料を払いたくないから辞めてくれ”と言っているようにしか聞こえません。
休職なんてとんでもない!と思い、産前産後休暇取得と、産前までの就業が希望の旨は伝えました。
念の為、雇用均等室へ確認を取りましたが、「妊娠による不当休職の請求となるので、今一度話し合って下さい。それでも解決しない場合は連絡を下さい」との事でした。
前々から汚いやり方をする会社なので、おそらく景気の悪化で人が余ってるとか、後任が決まったからとか、言葉を変えてくると思うのです。妊娠の事は一切言わないと思います。
雇用均等室は、話した内容のメモを残して下さい。と言っていましたが、メモはどれほどの効力があるのでしょうか?
私が残したメモでは、そんなの知らないとか言われそうでなりません。
決定的に休職を取り下げさせる方法はあるのでしょうか?
ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

補足

2009/04/16 21:09

質問をさせていただいてから、会社の上司と直接交渉しましたところ、何とか産前休暇取得前日まで働く事ができるようになりました。
私の意思を告げた際、逆切れ・子供じみた訳のわからない理由を並べられましたが、、、。
ですが、希望通り“働く”事を手に入れる事ができましたので、良しと致しました。

ご相談いただき、“メモ”の重要性も再認識でき、
これからは大事な話し合いはメモを欠かさずとりたいと思います。

ありがとうございました。

前向き子さん ( 埼玉県 / 女性 / 31歳 )

小笠原 隆夫 専門家

小笠原 隆夫
経営コンサルタント

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メモにも十分効力があります

2009/04/17 11:35

 すでに雇用均等室にご相談されていますので、そちらからのアドバイスを受けながら動くことが良いと思います。

 メモについては、一方的に作成したものであっても、どんな日時か、話した相手や内容などを記録し、それが積み重なっていくことで、どんな状況であったかという証拠の一部として十分に効力があります。相手が知らないなどと言っても、そのような発言をしていない証明をするためには、その後の行動で示さなければなりません。「辞めろといった覚えは無い」と言いながら辞めさせようとすることはできないと言うことです。

 休職を取り下げさせるには、まずは会社と話し合い、折り合わなければ雇用均等室などに間に入ってもらうことになると思います。法律違反が明らかなケースは会社への指導や勧告という形を取ると思います。休職期間分の賃金補償など、金銭的解決をすることもあります。いずれにしても、まずは雇用均等室と連絡を取りながら対応するのが良いと思います。

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