小笠原 隆夫(経営コンサルタント)- Q&A回答「できることとして」 - 専門家プロファイル

小笠原 隆夫
組織に合ったモチベーション対策と現場力は、業績向上の鍵です。

小笠原 隆夫

オガサワラ タカオ
( 東京都 / 経営コンサルタント )
ユニティ・サポート 代表
Q&A回答への評価:
4.7/75件
サービス:4件
Q&A:193件
コラム:842件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
03-4590-2921
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

退職者からの嫌がらせ

法人・ビジネス 人事労務・組織 2008/10/26 01:43

医療関係の経営者です。
成績不振で行き詰っていた営業職員が相談等無く突然辞表を私の机に置き出勤しなくなりました。(10月18日)
内容は1ヵ月後に退職をするとのことです。
出勤しないので私としては仕事の引継ぎをしてもらいたくFAXで引継ぎのための書類等の提出を求めました。特に営業資料が整理されていないため、どこに営業をしたか?何度したか?最後にしたのはいつか?等詳しく聞くと。
FAXで返事があり、なぜ言いなりにならなくてはいけないのか?、嫌がらせはやめてくれ、今の給料ではFAXのインク代にもならないとありました。そんなことをするのであれば私が営業先に営業をかけてもいいのですよと。業務妨害ともとれる内容のFAXが送られてきました。もう10月20日でやめさせてらいますとも書いてありました。
経営側としては、退職者ともう関りたくないので給料を支払い(27万円)退職を受理しました。
業務の引継ぎはあきらめましたが、退職職員が営業先に連絡をとる等の営業妨害が心配です。

退職者が営業先に連絡をとる等業務妨害をした場合どのように対応したらよろしいでしょうか?
妨害を予防するために何か対策がありますでしょうか?

文章がわかりにくくて申し訳ありません。
回答がいただけると非常に嬉しいです。

KOH dentさん ( 埼玉県 / 男性 / 30歳 )

小笠原 隆夫 専門家

小笠原 隆夫
経営コンサルタント

- good

できることとして

2008/10/27 11:04
( 5 .0)

 確かに退職の仕方については不誠実であり、場合によっては就業規則違反で懲戒解雇なども視野に入る事例であったかもしれませんが、すでに退職しているとの事ですから、その後の行動を制約するのは当然限度があります。
 辞められた方が営業先に連絡をとったとしても、それが新たな仕事上の営業活動ならば、基本的には正当な行為です。

 正当でない業務妨害の懸念があるとして、その予防にできることでは内容証明郵便での警告等が考えられますが、絶対的に効力があるというわけではありません。
 あとは営業先に十分に事情を話して根回しをしておくということになると思います。事前にきちんと話しておけば、取引先も無用なトラブルは避けたいですから、理解してくれるのではないでしょうか。
  
 もし法的な対応ということですと、実際にされた業務妨害にあたる行為に対しての名誉毀損や業務妨害による損害賠償、刑事告発ということになると思います。このようなことがあれば、弁護士など法律の専門家に相談することをお勧めします。

評価・お礼

KOH dent さん

前の職場でも仕事をぶん投げて辞めたようです。
以前勤めていたスタッフから聞きました。大変だったようです。
今は、残りのスタッフが協力してくれて職場の雰囲気以前より格段に良くなりました。

丁寧なアドバイスありがとうございました。
小笠原 隆夫先生大変参考になりました、感謝しております。

開業医

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム