小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ夫の上司について
キャリア・仕事 仕事・職場 2008/04/13 00:07主人の職場の直の上司である課長についてです。「昔うつ病と診断されたことがある」とのことですが、無断欠勤、度々の休暇・遅刻、毎日の居眠り、まともに仕事をしたり振ったりもできず結局主人ともう一人の同僚だけが最後に丸投げされることの繰り返しです。うまくかけませんがとても理不尽でかわいそうです。「検査」と度々休むのに「診断書が出ない」とのことで、本当に病気なのかもしれませんが、主人も同僚もこれでは体も心もおかしくなりそうです。本当に「うつ病」などで苦しんでいる方は絶対いますが、このように一人の「病気」と自己申告している社員が法律などで守られている為に、周りの健康だった人たちも次々と不健康になっています。黙々と何人分もがんばり後始末し続ける周りの人が、調子がわるくなりながらもどうして守られないのかどうしても納得いきません。
ゆめのおうちさん ( 愛知県 / 女性 / 29歳 )
会社が状況をわかっているのか確認を。
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私の以前の対応経験からアドバイス致します。
ご質問のような社員がいる場合、会社からすれば生産性が落ちて業績に悪影響を与える訳ですから、本来は会社側が何とかしなければと考えるはずです
そもそも社員である以上は服務規律に則って労務提供する義務があり、病気などで正常な勤務が困難ならば会社としては休職を命じる事になります。無断欠勤などは、いくら病気に起因するとしても原則許されるものではなく、懲戒事由にあたるはずです。休職基準や休職期間は就業規則に定められているはずで、もし休職期間を満了しても復職できないのなら一般的には解雇ということになります。ただし画一的にそうする訳ではなく、一定の配慮をする事もあるはずです。
もちろん病気治療、復帰へのリハビリのために短時間勤務を認めるなどの支援は行い、場合によっては作業負荷の少ない部門への異動などの対応をします。人事部門ではその人の健康状態と業務遂行上の問題に対してバランスよく対処する必要がありますので、本人と所属部門長などそれぞれの言い分、勤務状況や業務上の影響などを考慮して対応します。
”「病気」と自己申告している社員が法律などで守られている”と書かれていますが、決してそういう事ばかりでは無く、このケースでは、会社が本来規則に定められているはずの措置を取らずに放置している事が問題なのだと思います。
まず会社に、今の状況がきちんと伝わっているかを確認する必要があると思います。きちんと報告されておらずに深刻に捉えられていないケースが案外あります。
もし伝わっていなかったり、知っていても深刻に捉えられていないような場合は、更に伝える努力が必要と思います。自分一人よりは関係者複数で、伝える相手も上席上司、役員、人事部門など関係部署に出来るだけ広く。
始めに述べた通り、会社の業績には悪影響ですから、深刻さが伝わっていれば普通は何か対応するはずです。
補足
今の職場の中で解決されることがベストだと思いますが、いくら理解を得ようと努力しても会社の姿勢によっては限度もあります。体を壊しては何もなりませんし、それに見合う対価を得られることはあり得ません。たぶんご主人は責任感も強いのだと思いますが、自分の健康を守るために、できないものはできないと投げ出す勇気も必要と思います。自分の体のことは最後は自己管理ですから。
評価・お礼
ゆめのおうち さん
早速のお返事ありがとうございます。本当にそうですね。普通なら会社が野放しにはしておけない状況で、それが本来許されるものではないとわかり少し安心しました。でも、真剣に効率や会社の業績を考える人間が少なすぎるのか、なかなか深刻さが伝わらないようです。組織になると、当たり前のことがわからなくなるのでしょうか。伝える努力をしなければいけませんね・・・。とても難しそうで、体のことを考えると、長くその場に身を置いて欲しくない気持ちになりますが。。。