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中堅・中小ソリューションプロバイダの今後の展開
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経営戦略
2009-11-19 08:45
今日はソリューションプロバイダについてのお話です。
ITproのサイト上に「2008年度ソリューションプロバイダ業績ランキング」が掲載されています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090924/337763/?ST=solution
中堅・中小ソリューションプロバイダの視点
・2008年度の売上高100億円未満のソリューションプロバイダの業績は、前回に比べて厳しい結果になった
・増収増益を達成した企業の割合は37.6%で、前回の45.4%から大幅に減少した
・減収減益の割合は35.3%で、前回の19.9%より増えている
世界的不況の影響が、中堅・中小ソリューションプロバイダを直撃したことを如実に語っています。
従来からの大手ソリューションプロバイダを頂点とした下請構造のビジネスモデルの場合、不況時のしわ寄せがどうしても下請企業に来てしまいます。
そろそろ、中堅・中小ソリューションプロバイダは新たなビジネスモデルを真剣に模索する時期に来ていると考えるべきです。
パッケージビジネスの展開、プライムコントラクターとしての地位確立、特定ソリューションへの集中など、様々な方向性が考えられますが、長期的な視点で実現可能性を考慮した上での計画作りに着手したいところです。
新たなビジネスモデルには、少なからずリスクは存在します。
しかし、環境変化の度合いが大きく、スピードも速い今の時代においては、現状維持によるリスクもそれなりに大きいということを認識しておくべきです。
横浜で働く中小企業診断士長谷川進のブログ
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