長谷川 進(経営コンサルタント)- コラム「成長戦略の実現」 - 専門家プロファイル

長谷川 進
新規事業成功の鍵は、リスクヘッジを考えた事業戦略策定にあり

長谷川 進

ハセガワ ススム
( 神奈川県 / 経営コンサルタント )
Q&A回答への評価:
5.0/1件
サービス:0件
Q&A:3件
コラム:2,980件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
080-5450-9751
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

成長戦略の実現

- good

経営戦略 2009-11-10 10:18
中小企業診断士の長谷川進です。こんにちは。
今日はソリューションプロバイダについてのお話です。

ITproのサイト上に「2008年度ソリューションプロバイダ業績ランキング」が掲載されています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090924/337698/?ST=solution

生産性のポイント
・経常利益の全体平均は178万円で前期比7.3%減となり、稼働率の低下に苦しんでいる
・システム開発案件の凍結や開発作業の中断が、稼働率低下の大きな要因と見られる
・過剰な人員削減や経費削減に走ることは、従業員の士気低下につながり、優秀な人材が流出する恐れがある

世界的不況という環境変化の影響の大きさを実感する結果となりました。
IT投資削減の影響は、どうしても稼働率低下に結びついてしまいます。
稼働率低下に伴い、案件獲得にやっきになるあまり、案件ごとの利益率低下を招いていることも多いはずです。

このような景気の影響を排除することはなかなか困難なのが現実ですから、景気の影響を少なくすることを目指すのが現実的な考え方になります。

短期的な数字だけにとらわれるのではなく、長期的な視点に基づいた営業活動や提案活動を進めていくべきです。
顧客との関係においても、短期的な損得だけでなく長期的な視点に基づいたリレーション構築をしたいものです。

上記のポイントに書かれていますが、社内人材に対するフォローには十分気を配るべきです。
目の前の稼働率の数字を追いかけることは当然重要なのですが、長期的な視点での活動を社内人材にも意識させておきたいところです。

ITビジネスにおいて、成長戦略を実現するための主役は社内人材なのですから。

横浜で働く中小企業診断士長谷川進のブログ
プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスQ&Aコラム