中小企業診断士の長谷川進です。こんにちは。
今日はソリューションプロバイダについてのお話です。

ITproのサイト上に「2008年度ソリューションプロバイダ業績ランキング」が掲載されています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090916/337379/?ST=solution

収益力のポイント
・2008年度の回答企業全体の収益力はそれほど低下していない
・プロジェクトマネジメント力の強化などから、不採算案件を減らすことに成功した企業が増えている
・自社製パッケージを活用しSI企業を展開している企業が健闘している

「プロジェクトマネジメント力の強化」「自社製パッケージの活用」など、ポイントとして挙げられていることは、まさに王道です。
収益力を高めるためには、王道を進むことがやはり近道なのです。

内製化率を高め、柔軟に単価の見直しを進めるなどの施策を着実に実行できるのも、プロジェクト全体をマネジメントしているからです。

このような調査結果を見ると、やはりプライムコントラクターとなり、プロジェクト全体をマネジメントすること、顧客と直接コミュニケーションを図ることで、顧客のニーズを掴むことの重要性を痛感します。

中小ITベンダーが、脱下請を含めた自社の成長戦略について議論を行う。
不況後を睨んだこの時期に議論を行うことは、非常に意味のあることです。

横浜で働く中小企業診断士長谷川進のブログ