長谷川 進(経営コンサルタント)- コラム「IT業界全体の変革のチャンス」 - 専門家プロファイル

長谷川 進
新規事業成功の鍵は、リスクヘッジを考えた事業戦略策定にあり

長谷川 進

ハセガワ ススム
( 神奈川県 / 経営コンサルタント )
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IT業界全体の変革のチャンス

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経営戦略 2009-10-27 09:32
中小企業診断士の長谷川進です。おはようございます。
今日はソリューションプロバイダについてのお話です。

ITproのサイト上に「2008年度ソリューションプロバイダ業績ランキング」が掲載されています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090916/337359/?ST=solution

業績全体のポイント
・売上高100億円以上の会社を見ると、売上高、営業利益、経常利益のいずれも前年度を下回る
・企業の規模に関係なく、減収減益になった企業が多い
・増収増益を達成した企業は、M&Aやオフショア開発拠点の新設、クラウドコンピューティング関連ビジネスの立ち上げなどの対策を講じている

ソリューションプロバイダにとって、2008年度は非常に厳しい1年だったようです。

大手ソリューションプロバイダの厳しい状況は、そのまま開発パートナー企業にも大きな影響をもたらすわけですから、IT業界全体では、この数字以上の厳しい状況が起こっているわけです。

このような厳しい状況の中でも、新たな取り組みを進めることで、増収増益を果たしている企業が少なからずいるのも、また事実なのです。

長年IT業界で続いている、大手ソリューションプロバイダと開発パートナー企業という下請け構造のビジネスモデルの限界や、ソリューションプロバイダの役割や求められるスキルなどの見直しなど、IT業界全体の変革のチャンスだと捉えるべきなのでしょう。

ソリューションプロバイダが、顧客の企業経営に貢献できる存在であると認識されたならば、必ず顧客は戻ってくるはずです。

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