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映画と建築・作品と評価
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ものづくりの現場から
2006-08-25 10:00
スタジオ・ジブリ『ゲド戦記』
ジブリ作品のにわかファンで、というよりも、新聞やネットでの辛口批評の数々に、
かえって興味がわいていた作品だったからです。
私はといえば、不満もありましたが おおむね よい作品だったな と思えました。
まだご覧になってない方々には、ご自身にて、ご判断されて みてください。
ものづくり という 観点から
映画の製作は とくに建築をつくる過程 似ているように思ってます。
建て主は さしずめ プロデューサー
お金をあつめ。スケジュールやキャストを決めるわけですからね。
建築家は さしずめ 監督・脚本
実際に 現場で 作品を具象化します。
そして、製作には たくさんの人たちが 関わります。
関わり方はいろいろあるにしろ、一つの作品に、それぞれの思い入れがあります。
だから、私は 劇場では かならず
エンディング・ロールの最後まで 観ることに決めてます。
つくった方々への ねぎらい と ちょっとした敬意です。
みなさんも、できたら そうしてあげてください。
現場でも 劇場でも。
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