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2010 初読み 磯崎新氏の“履歴書”
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ものづくりの現場から
2010-01-02 08:31
なにか読み物をするのが ここ毎年。
日経新聞の連載コーナー『私の履歴書』 建築家 磯崎新
昨年末、事務所に挨拶にこられたプロデュース会社の方が置いて
いかれたもの。聞けば 社内の研修につかった資料とのこと。
新聞の ほんのコーナー記事でも、全30回 綴りにしてファイル
されると、なるほど、ひとつの読みものである。
1931年生まれという氏は、建築家の大御所。
ただ、ディテールや素材にこだわる職人肌の建築家、といよりは
前衛的思想の発信者 といった おももちでしょうか。
70年大阪万国博覧会から高度成長期 代謝思想のメタポリズムへ
80年代 細川熊本県知事提唱の くまもとアートポリス、そして
大震災への復興提言 水俣メモリアル 丹下氏、黒川氏の訃報‥
氏の個人史をおうことで、建築の観点から戦後日本史をトレース
した 意図しない物語 となってしまっていることに 気がつく。
日本の建築家版 フォレスト ガンプ と いったとこでしょうか。
新聞の切り抜き集 でも 読みこたえがあった。
お正月 早々
漢字ばかりの カタい文章になっちゃいましたが
読んでくださる みなさま
本年も よろしくお願いいたします。
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