森本 直人
モリモト ナオトグループ
復興に向けた投資を考える
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都内の百貨店、飲食店などは、今、業績が落ちて、大変苦しい状況に追い込まれているそうです。
もちろん買占めはよくありませんが、消費や投資を必要以上に控えることもよくありません。
このまま経済活動が停滞してしまうと、被災地の復興も遅れてしまう可能性があります。
私は、こんな今こそ、投資が必要と考えます。
委縮したムードを変えて、株価を支え、景気を良くすることが、むしろ被災地のためになる場合もあります。
景気が良くなれば、雇用も増えますから。
では、どんな投資が考えられるでしょう。
震災復興ファンドなるものも登場していますが、個人的には、一般的な日本株への投資でも十分に経済活動に貢献できると考えています。
例えば、割安感のある日本株ファンドに投資をして、2年程度を目途に、持ち続けるというアイデアもあります。
日経平均が、震災前日の10500円台をつけたら、いったん換金するというルールを作ってもよいでしょう。
もしマイナスになってしまっても、損した分は、日本経済に寄付した分だ、というくらいな気持ちで投資をすれば、心も安らかです。
私の経験から言っても、無欲の投資は、割と成功しやすいのです。
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