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森本 直人
モリモト ナオト
(
東京都 / ファイナンシャルプランナー
)
森本FP事務所 代表
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グループ
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円高をくい止めるには?
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くらしを守るマネー管理術
FP森本直人は、こう考える
2009-12-10 17:41
一時1ドル=84円台まで進み
その後、一旦は、90円まで戻したものの、
今日は、再び1ドル=87円台(17時)まで進んでいます。
一連の動きには、
投機マネーも絡んでいるようです。
ところで、最近は、
デフレと円高で、大変だ、大変だ、
と騒がれています。
ですが、以前にもこちらのコラムで書きましたが、
円高は、本当に悲観的なのでしょうか。
例えば、不動産や車や宝飾品など、
手持ちの資産が値上がりして、困る人は、いません。
今、円高ということは、
手持ちの資産の円預金などが、対外的に
値上がりしているということです。
そこで、円高をくい止める方法は、
単純に、円を売って、外貨を買うということです。
その逆、つまり、
安いものを無理矢理、高くすることは、できません。
例えば、ハイパーインフレで、
安くなってしまった自国の通貨を、高く買ってください、
とお願いしても、「要りません」と断られるだけです。
一方、日本は、デフレで、円高ですから、
円を買ってくれる人は、海外にたくさんいます。
ですので、国を挙げて、円高克服のために、
円を売っちゃいましょうというキャンペーンを
やったらどうかと思うのです。
円高は、輸出産業である日本の製造業にとって、
大きなダメージですし、
円高で、相対的に人件費の安くなった
海外に工場を移そうという動きも加速し、
国内の雇用の減少にもつながります。
また、国内の高い技術力を持つ町工場が、
次々と廃業や倒産に追い込まれる状況を放置したら、
あとで、大きく後悔することになるでしょう。
なので、みんなで、円を売っちゃう。
(外貨を買っちゃう)
もちろん、リスクのある話なので、
絶対は、ありませんが、
高くなった資産の一部を売るのですから、
長い目で見て、大きく損をする可能性は低いのではないか、
と思いますよ。
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