オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
森本 直人
モリモト ナオト
(
東京都 / ファイナンシャルプランナー
)
森本FP事務所 代表
050-3786-4308
グループ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
お小遣いをもう2万円上乗せする、現実的な方法
-
くらしを守るマネー管理術
FP森本直人は、こう考える
2008-07-01 20:24
今回は、「お小遣いをもう2万円上乗せする、現実的な方法」をご紹介します。
−前提条件−
30歳ご夫婦、お子さん2人、金利0.5%の「金融商品A」で、老後資金と教育資金の準備を目的に積立中。
これを期待利回り5.5%、リスク15.5%の「金融商品B」に置き換えると?
補足しますと、「期待利回り5.5%、リスク15.5%」とは、過去15%前後の浮き沈み経験しながらも、平均で5.5%の利回りを出してきた金融商品という意味です。
浮き沈みがある分、その見返りとして、上乗せ利益が期待できるというのは、金融の世界では、よくあることなのです。
難しい話は、これぐらいにして。。。
仮に期待通りの運用成果がでるものとして、複利計算してみます。
(税金・手数料を考慮せず、期間中の運用利率は一定と仮定)
「金融商品A」 期待利回り 年0.5%
毎月 2万円 30年 →約777万円
毎月 2万円 15年 →約374万円
毎月合計 4万円 (16年目以降、毎月2万円) →運用後合計 約1150万円
「金融商品B」 期待利回り 年5.5%
毎月 1万円 30年 →約914万円
毎月 1万円 15年 →約279万円
毎月合計 2万円 (16年目以降、毎月1万円) →運用後合計 約1192万円
となり、「金融商品A」の半分の積立金額で、まったく痛みを伴わずに「金融商品A」と同じ程度の金額を準備することができます。
つまり、浮いたお金は、お小遣いとして使うこともできるわけです。
ただし、もちろん、上記は、統計上はそれほど難しくないという話であり、「金融商品B」は、「元本保証」ではありません。
また、「金融商品B」に投資をして、リスクをコントロールしていくためには、ある程度の専門知識が不可欠です。
ですが、雇用や年金の面などで「生活保証」が崩れつつある今、専門知識不要の「元本保証」にこだわることが、本当に正解なのかどうか。。。
「お小遣いをもう2万円上乗せする、現実的な方法」を具体的に実践してみよう!と思い立った方は、必要に応じて、専門家と相談しながら、ぜひ“毎月2万円”からはじめてみてください。
「くらしを守るマネー管理術」のコラム
老後2千万円必要は本当か(2019/06/10 17:06)
今年1年を振り返って(2016/12/22 18:12)
あなたの担当FPに確認すべき5つのこと(2016/11/30 16:11)
投資をしない理由(2016/10/28 17:10)
個人型確定拠出年金はなぜ普及が進まないか(2016/09/20 16:09)