齋藤 めぐみ(キャリアカウンセラー)- コラム「カウンセリングの本質」 - 専門家プロファイル

齋藤 めぐみ
最後に決めるのは自分。人生に迷ったときのキャリアカウンセラー

齋藤 めぐみ

サイトウ メグミ
( キャリアカウンセラー )
キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント
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カウンセリングの本質

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キャリアカウンセリング 2007-12-07 00:00
今日、前職の同僚と話しをしていて自分の口から出た言葉なのですが、
カウンセリングって、伴走者かも知れない。という言葉。

ゴールに引っ張るわけでもなく、背中を押すわけでもなく
クライアントさんが自己と向き合ったり、新しいことにチャレンジしたり、
何かを決めるときに、隣にいて一緒に走ってくれる伴走者だ!と。

私も昔は、相手に共感しよう・受容しようと考えすぎ、
支援しよう!と意気込んでいたこともあるかも知れません。
でもクライアントさんとの一緒に過ごす時間や、
エニアグラムを勉強するにつれて、最近ではとてもリラックスした状態で
カウンセリングを行っています。

それって何なんだろうと思ったときに、
クライアントさんの気持ちに寄り添うということが
やっと体感できるようになってきたことかも知れない。

マラソンを走るときに、誰かに引っ張ってほしいわけでも
励ましてほしいわけでも、背中を押してほしいわけでもなく、
誰かそばで一緒に走ってくれる人がいたら、とても幸せだろうなと感じたのですが、
それに近い感覚かも知れないなと最近は思っています。

「何かしてあげよう」「何か気づきを」ということではなく、
ただそばに、ただとなりに、専門家としての倫理観と知識を持って
寄り添うこと。

これがカウンセリングの本質だなと今は感じています。
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