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いのちについて
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2008-05-28 00:00
考えています。
自分自身にも「生きていたくない」と思うときは
今までにありました。
「死にたい」というよりも「生きる気力がない」に
近い感情だったと思います。
人間なので、そのような心理状態になることは、
あるものだと思っています。
死のうと思う前に心が壊れてしまうこともあるでしょう。
うまく言えないけれども、
生きている意味があるから生まれてきた
と、私は思いたい。
自分に対してなかなか肯定的になれなかった私でも、
何かの意味があってこの世にこのタイミングに
この両親から生まれ、つらい経験も楽しい経験も
意味があるから起るんだ・・・
そう思えるようになったのは、
やはり「人」との出会いだったと思います。
「生きていていいんだ」と思えたとき、
そう救ってくれた人たちに感謝をしました。
そしてその感謝を世の中に伝えたいと思いました。
子どもたちに、生きていることの喜びを教えたい。
そう思えたのも、自分自身が苦しい苦しい世界から
いろいろな人に助けられたからだと思います。
だからもし働けなくなっても、動けなくなっても、
命ある限り、「思い」を伝え続けたいと思っています。
それが私の命を作ってくれた両親や、救ってくれた方たちへの
恩返しでもあり、感謝の気持ちだからです。
今、どこかで、「生きているのがつらい」と思っている人が
一人でも私の何かのコラムを読んで「生きていきたい」と
思ってくれることを心から祈っています。
うまく言えないんだけど、今日はふとそんなことを思いました。