酒井 正人
サカイ マサト住まいづくりの発想 - 内側から考える住まいづくり のコラム一覧
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インテリアから考える大切さ #1
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。 「インテリア」とは?ストレートに訳せば「内側」とか「内部空間」という意味ですが、私は住宅、住まいを考えたとき、室内空間のことだけではなく、極端なことを言うと「住宅」そのものがインテリアだと考えています。 というのは、個人の住宅やマンションなどが集まり「住宅地」や「街」が構成されており、その「住宅地」や「街」という環境からみ...(続きを読む)
日本らしい家のデザイン〜低い家具で暮す
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。 前々回のコラムでもご紹介したとおり、私達日本人の精神文化とも言える、靴を脱ぎ家に上がる事や床に座ったり、寝転んだりすることで、心が落ち着き、リラックスできるライフスタイルは、ここ数年、実はヨーロッパなどでも注目されています。 その証拠にベッドやソファなど限りなく床に座る、寝るというライフスタイルを意識したロータイプ(高さが低...(続きを読む)
日本らしい家のデザイン〜内側と外側がつながる
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。 日本の家は、伝統的には木造でほとんど壁らしい壁がなく、垂直方向の柱と水平方向の梁により構成された軸組み構造です。 柱と柱の間は、可動する紙や木でできた障子や建具が入り「住空間」ができていました。 障子や建具を開け放せば、仕切られた部屋は一つの部屋に変化し、室内空間と外はつながり、風が通り抜けるため、湿度の高い気候に対し合理...(続きを読む)
内側から考える住まいづくりとは #2
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。 パリ、ミラノ、コペンハーゲン・・・ヨーロッパの都市では、200年、300年前の建物が保存され、外観を変えることが規制された街並みがたくさんあります。 そこでは、内部空間を現代生活に合わせたリノベーション(再生)が日常的におこなわれ、住宅やオフィス、様々なショップなどが実に豊かな雰囲気をつくりだしていることを見ることができます...(続きを読む)
内側から考える住まいづくりとは #1
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。 住宅や住空間の設計は、あたりまえのことですが設計者により様々な手法で進められるのですが、私は「内側から外側へ」というスタンスで、まず人の手が触れるモノ、場所から考えていきます。 まず「住まう方のライフスタイルを知る」ことが設計を始める大切なキーワードになります。 食事や調理のスタイルは? 寛ぐ時はソファ?タタミ? 本...(続きを読む)
スタイリッシュに見せる手法#3
キッチンは調理をするための「設備」であり、調理機器や食器を収納する「家具」でもあります。 写真のようなオープンスタイルキッチンを計画する場合は、リビングダイニングでの空間・家具デザインや素材・カラーとの調和がとても大切になります。 たとえば、カウンターTOPは床まで連続させる(L字型に床まで下ろす)ことでシャープであり安定感を感じるモダンな雰囲気をだすことができます。 また...(続きを読む)
スタイリッシュに見せる手法#2
ベッドルームではベッドのヘッド部分が接する壁面のことを「ベッドウォール」と呼びますが、本来その壁面には「窓」などの採光をとる開口部は設けないことがベッドルームの空間設計の基本になります。(ホテルなどの客室はほぼこの基本に基づいています) 朝の眩しさや枕元に窓があり落着かないなどもその理由の一つですが、ベッドをレイアウトする際の意匠的な要素も大きな理由です。 窓とベットのバランスがとりにく...(続きを読む)
スタイリッシュに見せる手法#1
キッチンを考える時「オープンキッチンは憧れだけどすべて見えてしまうのは・・」とデザイン性と日常性について悩まれる方は意外と多いのではないでしょうか? デザインがカッコよくても使い勝手が悪くては日常的にストレスになってしまいます。 写真事例は、対面キッチンをカウンターで囲み「ダイニングバー」にした事例です。 キッチン天板上の状況が直接見えにくくなるため、来客時の時などなんとなく安心感が得...(続きを読む)
キレイに収納する手法#4
収納力と使い勝手を考えた場合、どこか1ヶ所でその空間に必要な収納が集約されていることは、暮らしの中でたいへん便利であり効率的です。 「壁面収納」はそんな状況として、まさに最適な収納方法といえます。 空間の中、部屋のどこか壁面を収納スペースとして検討し、そこで必要な収納を集約することを計画します。 そして、壁面収納は空間のかなで目立つ存在にもなりますので、雰囲気やデザインについ...(続きを読む)
キレイに収納する手法#3
キッチンや洗面室など水廻りスペースは、使用頻度が高くモノが煩雑になりやすいため、生活パターンや生活習慣に合わせ、機能的な収納を計画することが、快適な暮らしを実現することになります。 たとえば洗面室の洗面化粧台、細々としたたくさんのモノがスッキリと収納でき、爽やかに清潔にキープしたいところだと思います。 洗面カウンターTOPより+250ミリ〜300ミリの部分にミラー扉の薄型収納は機能的で...(続きを読む)
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