酒井 正人(建築家)- コラム「スタイリッシュに見せる手法#2」 - 専門家プロファイル

酒井 正人
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい

酒井 正人

サカイ マサト
( 東京都 / 建築家 )
サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
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スタイリッシュに見せる手法#2

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住まいづくりの発想 スタイリッシュなデザイン 2007-08-13 14:56
ベッドルームではベッドのヘッド部分が接する壁面のことを「ベッドウォール」と呼びますが、本来その壁面には「窓」などの採光をとる開口部は設けないことがベッドルームの空間設計の基本になります。(ホテルなどの客室はほぼこの基本に基づいています)

朝の眩しさや枕元に窓があり落着かないなどもその理由の一つですが、ベッドをレイアウトする際の意匠的な要素も大きな理由です。 窓とベットのバランスがとりにくい・・落着いた雰囲気がだしにくい・・イロイロ他にもあるのですが、でもマンションや分譲住宅、部屋のレイアウト上どうしても採光の窓がベッドウォールになってしまう場合はよくあることです。 

写真のベッドルームはそんな事例で、実はベッドウォールに出窓があり、ベッド位置と出窓位置もズレてしまい、カーテンやブラインドなどつけても、そのままではどうしても格好悪い・・そこで出窓を含めベッドウォール全体を格子建具で覆い(開閉できます)、間接照明を入れ、「和」の雰囲気を感じ、落ち着きのあるシックでモダンななベッドルームをデザインしています。

ベッドルームにおいては「ベッドウォールの開口部は隠してみる」というのもスタイリッシュに見せる効果があります。


サカイデザインネットワーク

カテゴリ 「住まいづくりの発想」のコラム

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