酒井 正人(建築家)- コラム「限られた空間にカッコよくレイアウトする手法 #5」 - 専門家プロファイル

酒井 正人
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい

酒井 正人

サカイ マサト
( 東京都 / 建築家 )
サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
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限られた空間にカッコよくレイアウトする手法 #5

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住まいづくりの発想 スタイリッシュなデザイン 2008-03-09 12:28
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。
私達はたくさんのモノを持ち生活をしていますが、それらのモノが効率よく機能的に使えることで快適だと感じるのだと思います。 住まいのなかでも、まさに同じことが言えると思います。 限られた空間に無駄がなく使いやすくレイアウトされた収納や家具は、とても便利で心地良さをつくりだします。

「LDK」という間取りは、世界的に見るとあまり広くない日本の住宅事情を象徴する住空間ではないかと思います。 皆さんもご存知のとおり「LDK」とはリビング+ダイニング+キッチンで本来であればそれぞれの目的と機能をもった部屋を、「狭さ」の解決のために一体にすることで、「広さ」を実現でき、さらに「調理」「食事」「寛ぐ」という生活シーンを一つの空間で合理的に過ごすことが可能になるメリットが得られます。

ただ現実としては、たとえばLDKが15畳!というと、けっこう広いなと思いますが、よくよく確かめてみると・・・キッチンスペースで3畳・・・ダイニングスペースで4畳・・・リビングは?8畳・・という感じなので家具をレイアウトすればもういっぱいいっぱい・・なんてことがよくあるのではないでしょうか?

そこで、私がオススメするのが写真のスタイルです。 2〜3人ご家族向きではありますが、LDKの対面キッチンにダイニングカウンター(奥行き50cm)を設け、ダイニングテーブルは置かずにダイニングスペースを最小限に抑えます。 そのぶんリビングスペースをゆったりと使うことができ、「寛ぐ」空間が実現できると思います。

住まいづくりを考える際はぜひ自分スタイルの心地よさを考えてみてはいかがでしょうか。


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