住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
酒井 正人
サカイ マサト
(
東京都 / 建築家
)
サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
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リビングにつづく快適空間
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集合住宅
ザ・ライオンズ鷺ノ宮
2008-04-20 16:32
昨日のコラムよりご紹介しています「パティオのあるマンション邸宅」。
このマンションは実はまだ6月からの販売開始のプロジェクトのため正式に物件詳細を公表できないのですが・・ 販売準備が整い次第、またこのコラムでも物件WEBなどご案内したいと思います。
エリアとしては都心から20分程度の住宅街で90平米以上の住居が主流のマンションのためゆとりのある上質な暮らしが実現できるマンションではないかと思います。
写真は、リビングに続く書斎スペースと隣接するパティオです。(リビングとの位置関係は前回コラム写真をご覧下さい) 書斎スペースと廊下の間仕切り壁面もガラスで仕切っています。 この物件では廊下からリビングの一部とこの書斎スペースの床材を400角タイルの磨き仕上げで仕様設定しているのですが、空間の間仕切りをガラスで透明化することで素材感が視覚的につながり、限られたスペースでも開放感を得ることができるのです。
パティオはリビングと書斎と洋室で囲まれているのですが、パティオへの出入りはこの書斎スペースからに限定しています。 パティオスペースは2.5畳程度の小さなスペースでもあるため、角部屋からの出入りを優先するとサッシ可動のためのサッシ枠が室内からパティオへの視線を遮ってしまうため、1面のみの出入りとし2面はFIXガラスとしてロケーションを優先しました。
今回のモデル住居では「夕方〜夜」の生活シーンを表現しているのですが、休日の昼間にこの書斎で本を読んだり、パティオにでてお茶を飲んだりできるのもスピーディーな都会生活の中で、ゆったりと贅沢な時間を過ごせるのではないかと思います。
住まいの中で「自分の時間」が創れる空間を持つことはとても大切です。
AllAnout特集ページのご紹介
●車と住まうライフスタイル「アーキテクトガレージ」
●人生にはひとりの時間も必要だ「おこもり空間をもつ」
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