忙しい毎日を過ごし、一日の疲れを癒すには、心が落ち着き心地良い空間で過ごすひと時はとても効果的です。 最近は、快眠を求め、自分に合った硬さのマットレスやピロー、ベッドリネンなどにこだわる人達もかなり増えているとのことです。
「快適な眠り」を実現するために私がさらに提案したいのは、空間のカラー(色使い)と灯りのバリエーション。
写真はこの邸宅のためにデザインしたマスターベットルームですが、「心が落ち着く」効果が得られる色使いの1つの方法として、安定感を感じる深みのあるブラックウォールナットのウッドトーンに対し、清潔感のあるホワイト(真っ白)×落着き感をプラスするクワイエットグレーのコーディネーション。
グレー色は中立性と穏やかさを演出するのにとても適しているカラーです。 グレー色とは上品に合うワインレッド色を少しだけ(赤系を大量に使うのはツーバッド)アクセントとしてクッションなどに使うことでより洗練された雰囲気が得られます。
そして、「心地よさ」を感じるには灯りのバリエーションが欠かせません。 このベッドルームでは、ベッドヘッドの間接照明のほか、ベットサイドのスタンドライト、フットライトなど、いくつかの照明を組み合わせ、生活シーンに合わせた「灯り」をコントロールできるようにすることで、心地よく寛ぐことを可能にしています。
同じ空間でも灯りをコントロールすることによりガラっと雰囲気が変わるものです。 照明を徐々に落とし、クールな音楽や香りをプラスするなど自分オリジナルの「快眠空間」を演出してみてはいかがでしょうか、確実にクールダウンできると思います。
AllAbout特集ページのご紹介
●車と住まうライフスタイル
●人生にはひとりの時間も必要だ「おこもり空間を持つ」