岸井 幸生(公認会計士・税理士)- コラム「時に鬼にならねばならない~将来型はこうする(8)」 - 専門家プロファイル

岸井 幸生
社外から会社のビジネスを支えるプロ社外役員

岸井 幸生

キシイ サチオ
( 東京都 / 公認会計士・税理士 )
LBA会計事務所 代表
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時に鬼にならねばならない~将来型はこうする(8)

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将来型はこうする 2012-02-20 18:42

こんにちは。

将来型会計事務所LBAの岸井です。


最近、私の事務所への郵便物の宛先が
「将来型会計事務所LBA 御中」
になっていることが増えてきました。

こちらAllaboutか、弊社HPを見て送っていただいている方々です。

なぜなら、それ以外の登記、契約、申告書、名刺・・・ともかくお堅いものには正式名称で出していますから。


ネット経由で知っていただく機会も増えてきたことで、
声をかけていただく幅も広がっています。日々感謝してます!


さて、今回は10日ぶりの「将来型はこうする」シリーズです!


将来型会計事務所はクライアントさんを応援します。 

しかし、時として応援できない時があります。


たとえば、会社関係者(取引先、従業員など)に、あまりにも迷惑をかけてしまうおそれのある行動を取ろうとしている時。

具体的に書けませんが、経営者さんが周りのことが見えなくなってしまっている状況で、
無謀なことをしようとしている場合などは、会計に携わるものとして、ご協力することはできません。

(極端なことでは、カラ手形出そうとするとか、大粉飾して融資や助成金を得ようとするなど)

とはいえ、通常そうなる前に、8割の経営者さんは後ろめたい、できれば回避したいと思っているんですね。 

そこで、的確な「ダメ」という助言をしてもらえないと、もう戦後処理みたいな状況でのご依頼になってしまうわけです。


経営していると、苦しい局面が何度も来ます。

ちょっとズルしてもいいかな~という気が起こることがあります。

側近でもいい、顧問税理士でもいい、誰かが止める時は止めるということをしないと
最初はうまくいっても、次第に取り返しのつかない道へ行ってしまいます。


時に鬼となり、経営者を制止することも
将来型会計事務所の役割でもあるのです。

もちろん、制止した後で一緒に別策を考えます。


その時は煙たがられても、数年後に止めてもらってよかったと思っていただければ、それで良いのです。

煙たがられて契約を切られても、いつかわかっていただければ、それで良いのです。 


契約ロストは本当にせつないのですが…。


P.S.

私が何かやらかそうとした場合、皆様どうか止めてくださいね。

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