小日向 るり子
コヒナタ ルリコグループ
境界性パーソナリティ障害 のコラム一覧
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振り回す人の特徴と振り回される人の特徴 ~境界性パーソナリティ障害・補足~
13回にわたって掲載していた「境界性パーソナリティ障害」についてのコラム。 アクセスが非常に多く、私自身もこの障害について興味や関心を持っている方が予想以上に多いことにびっくりしています。 今回はこれまで寄せられたご相談やご質問を基に、境界性パーソナリティ障害の方の特徴と、関わってしまう方の特徴をポイントとして書いてみたいと思います。 まず、13回の連載記事の中で一番読まれている記事がこちら。...(続きを読む)
どこに相談すればいい?何科に行けばいい? ~境界性パーソナリティ障害 最終回~
これまで12回にわたって 「境界性パーソナリティ障害」 についてコラムを書いてきましたが、今回でこの障害についてのコラムは最終となります。 最終回は、ご自身や身近な人が『この障害ではないか』と思ったときに、どこに相談したらよいか、そして医療機関を受診する際は何科に行けばよいか、というところを書いてみたいと思います。 まずこれまでのおさらいということで、そもそも「パーソナリティ」とは何か、という概...(続きを読む)
周囲はどう対応したらよいか ~境界性パーソナリティ障害 その12~
「境界性パーソナリティ障害」についてのコラム、第12回目です。 今回は「周囲の人間はどう対応したらよいか」というところについて書いてみたいと思います。 「困った人」「またあの人がやらかしてくれた」 職場でそんな風に言われている人っていませんか? ・無断欠勤や遅刻を繰り返す ・取引相手ともめごとをおこしやすい ・人に対する好き嫌いが激しく、蜜月が一転大嫌いになる 以前のコラムでも書いてきましたが...(続きを読む)
対人関係がうまく築けない ~境界性パーソナリティ障害 その11~
「対人関係がうまく築けない」これは境界性パーソナリティ障害の大きな特徴の1つです。 今回は、この特徴が通常の「対人関係に関する問題」とどう違うのかということと、治療方法についてご説明します。 だれでも「自分の思いがうまく伝わらない」というストレスを感じるときはあると思いますが、この障害を持っている方の特徴は、この「言いたい思いをわかってもらえない」というストレスが感情や行動に表れてしまうというと...(続きを読む)
薬物療法について ~境界性パーソナリティ障害その10~
長いコラムになると予想はしていましたが、すでにこのコラムも10回目となりました。 今回はこの障害における「薬物療法について」を取り上げたいと思います。 現在、境界性パーソナリティ障害の治療では、95%の患者さんが薬物療法を受けています。 ただし、「薬ですべてが解決するわけではない。他の治療法と並行してこそ効果がある」ということは知っておいてください。 この前提に基づいて薬についてご説明します。 ...(続きを読む)
障害の治療方法 ~境界性パーソナリティ障害 その9~
今回は「境界性パーソナリティ障害」についてのコラムの9回目。 『治療方法』を、過去と現代の比較という観点からご説明したいと思います。 【いままでの治療法】 個人精神療法と薬物療法が中心でした。 ・個人精神療法・・・医師との一対一の面接で治療を進めて行く療法です。 過去の問題の清算が現在の問題解決につながる、という精神分析の考えに基づいての面接です。 ただ、それはかなり経験と学習を積んだ治療者でな...(続きを読む)
治るものなの? ~境界性パーソナリティ障害 その8~
少し間があいてしまいましたが、今回は「境界性パーソナリティ障害」についてのコラムの8回目。 「この障害は回復するのか?」というところをご説明したいと思います。 境界性パーソナリティ障害は、一般的には「常識からかなり離れた言動を表す症状の総称(つまり病気ではない)。だから治療とか、治す、といったことはほぼ無理」という感覚を持たれているのではないでしょうか。 確かに感情の振れ幅の大きさ、妄想めいた...(続きを読む)
どうしてこの障害になってしまうの? ~境界性パーソナリティ障害 その7~
今回は、「何が原因で境界性パーソナリティ障害という障害を抱えるようになってしまうのか」というところを書いてみたいと思います。 精神科領域も、日々研究が進んでいます。 時系列で仮説をみていきましょう。 【カーンバーグの仮説】1960年代~1970年代 カーンバーグは、境界性パーソナリティ障害の有名な研究者です。 彼は環境要因とともに、気質的な要因を重視しました。 つまり「生まれつき」ということで...(続きを読む)
「不安定」という言葉に象徴される ~境界性パーソナリティ障害 その6~
今回で「境界性パーソナリティ障害」についてとりあげてきたこのコラムも6回目になります。 これまでは、パーソナリティとは何ぞや?というところから、症例をいくつか挙げてご説明してきましたが、今回は、ここまでのまとめという形で書いてみたいと思います。 前回(第5回)のコラムで 「一見異なる症状で多様に現れるこの障害も、ある1つの言葉に集約される」 と書き、その漢字3文字を謎かけ風に問いましたが、わか...(続きを読む)
この女優さんのブログ、絶対読んでほしい! ~境界性パーソナリティ障害 スピンオフⅡ~
またまたコラムにスピンオフ入れます。 おそらく、私のコラムを見にきてくださっている方々は、「境界性パーソナリティ障害」について、何等かのきっかけで興味をお持ちの方だと思います。 「遠野凪子」さん。 ブログ上では「遠野なぎこ」さんとなっていますが、改名したのでしょうか。 先日見つけたこの女優さんのブログ。 すごくいいブログだと思いましたのでご紹介します。 http://ameblo.jp/n...(続きを読む)
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