ガーデナー建築家/勝田無一(建築家)- コラム「シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)」 - 専門家プロファイル

ガーデナー建築家/勝田無一
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ガーデナーケンチクカカツタムイチ
( 東京都 / 建築家 )
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シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部) のコラム一覧

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シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その9)

シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その9) 【9話.現代の住宅・・・塀がフェンスになって来た!】   前回、8話では、見るための庭のある建築の歴史をお話ししました。 そこには内部から浸透する庭空間を囲う「塀」の囲いが必ずありました。 ここは・・・・一転して現代のよくある住宅街です。 塀がありません・・・・フェンスです。 そして塀で囲うプライベートの庭空間は無く、道路から見渡せる建物周囲を装飾するガーデニングの庭となりました。...(続きを読む)

2010/11/05 19:00

シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その8)

シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その8) 【狭小の外の部屋?・・大自然を取り込む最小庭園・・坪庭】   前回、その7 話では、「竜安寺/石庭」の「外の部屋」とも思える素晴らしい浸透感のある庭をご紹介しました。 写真は大徳寺の境内にある「大仙院」という禅寺の本堂です。大徳寺といえば広大な境内です。 決して敷地の余裕が無いから小さな庭を造ったと云う訳ではありません。 ところが大仙院の本堂の広さに似つかわしくない小さな枯山水の坪庭が...(続きを読む)

2010/11/02 19:00

シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その7)

シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その7) 【外の部屋?・・竜安寺/石庭】 その6 話では、「塀のある住宅」の塀の内側をご紹介しました。 これまで農村住宅の名残りとして、室内から外部へ浸透する「庭」空間に、日本人の永い生活の歴史が有り、 郷愁を覚えるのではないかというお話をしました。 また、「内」「外」を浸透する浸透空間を成立させるために、エリア囲う「外囲い」として「塀」が必要とお話ししました。 それと相まって近代の日本住...(続きを読む)

2010/10/29 19:00

シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その6)

シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その6) 【和風住宅の「塀」の内側は・・・】 その5 話のコラムでは、日本の住宅が構造物としての「家」そのものだけでなく、「塀」で囲まれた敷地全体のエリアを 「家」と考える感性があるのではないかとお話ししました。 上の写真は、その5 話のコラムでの「中はどうなっているんだろう」と・・・思わず覗きたくなるようななかなか立派な 「塀」のある和風住宅の「塀の家」の内側です。 実は、私が三十歳半ばくらいの...(続きを読む)

2010/10/22 18:00

シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その5)

シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その5) 【「塀の家」と「フェンスの家」】 「塀の家」と「フェンスの家」の写真です。どちらもかなりの豪邸です。 フェンスの家はアメリカの住宅です。広い敷地を自慢するがごとく道路から見透すことが出来ます。 一方、塀で敷地を囲まれた家は、日本の高級住宅街・・「中はどうなっているんだろう」・・思わず覗きたくなります。 塀の風抜き穴から中の庭が覗けたりすると・・何か人の秘密を見てしまったような・・罪悪感さえ覚...(続きを読む)

2010/10/17 18:00

シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その4)

シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その4) 【塀のない家・・・オークパークの住宅】 この写真はアメリカ/シカゴの郊外・・オークパークという高級住宅街です。 近代建築の巨匠、フランクロイド・ライトが設計した住宅も点在しています。 前回、シリーズ「住宅と庭」の話-3(農村住宅)にて都市化される農村住宅に塀が必要になって来た!とお話ししました。 しかし・・・ここには塀がありません!! 道路からは塀もフェンスもなく美しく植栽されています...(続きを読む)

2010/10/14 17:44

シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その3)

シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その3) 【都市化する農村住宅・・・「家」を囲う「塀」】   前回のコラムでは、懐かしい農村住宅の「縁側」の話を致しましたが、農村住宅の構造をもう少し詳しくご説明します。 上図は、武蔵野の代表的な農村住宅の配置図です。 田んぼにして2反程度。約600坪程度が平均的な敷地です。 図の左側・・・南側の「前の道」から入ると前庭があり、東側に家畜小屋、西側に納屋があります。 そして正面に縁側...(続きを読む)

2010/10/14 17:38

シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その1)

シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その1) (住宅と庭・・・素朴な疑問から始まった私の建築論)     ちょっと長いコラム連載です。読みやすく短編9話としました。 ご笑読いただければ幸いです。 -------------------------- 【簡単だけど大事なこと!】 住宅を作り続けて30年・・・素朴な疑問から始まった私の建築論のお話です。 私が30歳台後半の頃・・・ いろいろな建て主と話していく内に日本人特有の「...(続きを読む)

2010/10/09 19:49

シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その2)

シリーズ「住宅と庭」の話 (第1部)(その2)  【日本人の「庭」感覚のルーツ】 まず日本人の庭感覚を考え始める前に、私の懐かしいなあ・・・と思うような 日本人の心の古里(ふるさと)を訪ねてみたいと思います。 日本人の生活感には、庭に対して独特の感性があるような気がします。 上の写真・・・縁側のある農家の写真です。 私も縁側のある家で育ちました。茅葺きではありませんが縁先に程よい広さの前庭のある家でした。 このコラムをご覧の方で、縁側の...(続きを読む)

2010/10/09 19:40

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