中庭のメリット/その2(小さな中庭で環境制御する)
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加藤幸彦(エス)です。
写真は、作品「光と風の家/La maison du courant d’air」の階段横にしつらえた小さな中庭です。
広さは4.4㎡(およそ2.6帖)。
屋内階段と中庭のあいだは全面ガラスサッシで仕切られていて、木製ルーバーを介して建物の外側に接しています。
中庭にの左右には、部屋の窓が開いています。
床は煉瓦敷き。
鉢植えのグリーンを自由に置いて楽しんでもらいます。
この中庭は、外に出て楽しむために中庭ではありません。
いわば「環境装置」。
室内の環境(広がり感、明るさ、風の通り..)を心地良くととのえるためのものです。
こういう中庭も、ただ作ればいいわけではなくて、もちろんコツが必要です。
方角、幅と高さの関係、素材、まわりの間取り配置..などに気を使って計画するのが大切なのです。
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作品ページ「光と風の家/La maison du courant d’air」
→http://open-g.net/press/archives/1055
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