井元 雄一(WHO基準カイロプラクター 健康科学博士)- コラム「カイロプラクティック国際会議(INTERNATIONAL COMFERENCE ON CHIROPRACTIC)2016 in韓国」 - 専門家プロファイル

井元 雄一
「腰痛」「肩こり」「姿勢矯正」背骨のゆがみはおまかせ下さい!

井元 雄一

イモト ユウイチ
( 神奈川県 / WHO基準カイロプラクター 健康科学博士 )
しあわせ家族の安心カイロプラクティック KCSセンター 院長
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カイロプラクティック国際会議(INTERNATIONAL COMFERENCE ON CHIROPRACTIC)2016 in韓国

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症状について 2016-12-09 23:39

カイロプラクティック国際会議(ICOC2016)が韓国ソウルで開催!

2016年12月4日、カイロプラクティック国際会議(INTERNATIONAL COMFERENCE ON CHIROPRACTIC 2016)が韓国ソウルのカトリック大学セントマリー病院で開催されました。


本学会はカイロプラクター韓国協会の主催で、ハンソ大学などが後援し、アジア諸国を中心に2011年から開催されているまだ新しい、各国の現状や最新の臨床報告、研究などを発表する学会です。


今までのしがらみや規制が少ないため、まだカイロプラクティックが法制化されていない日本からの研究も多くとりあげられ大々的に行われました。

過去の開催では、私も日本のカイロプラクティックの現状や、日本の小児の姿勢調査の研究レポートを発表しています。


会場はセント・マリー病院!

 

今回はソウル市内にありますカトリック大学セントマリー病院が会場となりました。
因みに過去の開催では、大学の講堂や国際会議場等が使われました。

今回、当院から肥田先生、道野先生、上野先生の3名の先生が発表を行いました。
 

普段、先生たちはKCSセンターで臨床を行いながらも、
時間を上手に使い、今回の研究報告を作成していました。

中でも初めての韓国、そして国際的な場での発表が初めてになる上野先生は、とても緊張していました。


 

学会にエントリーしている人にはこんな参加証とコングレスブックが配られます。

当然ながら国際会議のため、中身はすべて英語で書かれています。


いよいよ発表の時間!

まず始めに、セレモニーと日韓の代表者の基調講演があり、
それぞれの国の状況や国際学会への思いが語られます。

   

そしていよいよ、大勢の研究者、医学生たちの前で発表。

 

KCSセンター大倉山、武蔵中原、武蔵新城、武蔵小杉の肥田明子先生(International diploma in PostureScience)はDiscussion about the Posture Balance of Pregnant Women(妊婦の姿勢バランスについての考察)を発表。




 

KCSセンター恵比寿の店長、道野恵美子先生(International diploma in PostureScience)は、
Case Report of Posturecare based on kcs therapy for scoliosis(側わん症におけるKCS姿勢ケアの症例報告)を発表。


 

KCSセンター元住吉、武蔵中原、武蔵新城、武蔵小杉の上野隆久先生は(高齢者の姿勢分析研究)を発表。


論文の発表に当たり、国際会議の為、全て英語で作成。
日本語から英語への翻訳も、全て発表をする先生自身で行いました。 

上の発表風景の写真を見て頂けたらわかるかと思うが、緊張しながらもとても熱心に発表を行っています。

どのような発表を行ったかのか詳しく知りたい方は、KCSセンターでそれぞれの先生に聞いてみてください!


最後は今回報告を行った先生方一同で記念撮影。

今回、日本人の今後の業界を担って行くであろう13名の先生たちの研究発表は、目新しいものから、既存の研究を深めたものまで様々。

私個人の感想を述べるのであれば、私自身も研究者として興味をそそられる発表が多く、元看護師の先生からはシャルコ-・マリー・トゥース病(Charcot-Marie-Tooth disease)に対する研究があったり、ノルディックウォーキングと姿勢に対する研究、身体重心改善と陸上競技リレータイム向上、腰部脊柱管狭窄症手術後における姿勢の調整など、新しい観点や若い着眼点にとてもおもしろく感じました。


それぞれが日頃、臨床活動で気になったことや、疑問に思ったことなどを
ヒントに研究をはじめていったことが、
このような大きな場所で発表が出来て、発表者の先生たちはとても良い経験だったのではないでしょうか。

どの先生たちも、プロとして臨床にひたむきに向き合っている姿勢が感じられ、とても印象的でした。

とても充実した学会であったともに、私自身も一研究者としての自分の在り方を考える契機にもなりました。

このような機会を与えてくださった韓国カイロプラクターズ協会の皆様、ハンソ大学の教授の皆様と、そして日本のJFCP並びにKCSの皆様に、心より感謝いたします。


今後とも粉骨砕身、臨床活動に励んで行きます。


そうそう、前日の晩に、開催を祝うGALAディナーも行われました。

   


その場で韓国の研究者やカイロプラクティックに関わる先生たちとパーティで交流を持てたことも非常に有意義でした。
 

また、自分の英語がまだまだ不十分であることも痛感しました。

なかなか自分の意見を伝える最適な言葉がすぐに見つからず、円滑なディスカッションができなかったことがとても悔やまれます。

論文の読み書きだけでなく、自由に英語を使って自分の考えや思いを伝える能力も必要だと思えたのも、今回参加した有意義な点でした。

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