こんにちは、実用手書き塾の今井淑恵です。

今日は「秋分の日」、日中の暑さも和らいで、いよいよ本格的な秋がそこまで…

朝夕はめっきり「涼しさ」を感じます。そこで「涼」の楷書と行書を選びました。

きれいな字の書き方のコツをつかんでいただけるよう、ちょっとしたくせ字
改善のヒントをご紹介。

◆今井淑恵の《大人のきれい字　実技偏》－書き方のコツ画像付きー◆
　あるあるこんな癖　２分でわかる“くせ字改善のコツ”
　　～　「涼」～
　　　
　「さんずい」へんはシンプルな字形ですが、３つの点の配置に注意。
　「さんずい」のつく字に応用してください。
　

☆★「涼」は「さんずい」へんになります。
　　「へん」と「つくり」から成り立つ字です。

　　「さんずい」を左側1/3に、右側2/3に「京」を書きます。「京」が
　　　背が高く見えるよう書くのがポイントです。
　　

【 書きコツー１ 】
　１画目の点は、ななめ４５度くらいに打ちます。
　２画目は１画目の書き出しより、少し左側から書きます。
　つぎの３画目は１画目の下あたりから、右上へハネあげます。

【 書きコツー２ 】
　「京」の最初の点は、「さんずい」の１画目の点より
　上に打ちます。　
　横画はななめ上へ、口は横長に書きます。

【 書きコツー３ 】
　「京」の６画目縦線は、「さんずい」の３画目の点より長く、　次の
　二つの点は中ほどで、口の横幅に合わせたところから打ちます。

◆書き方のコツを画像で御覧になれます◆
～右上表示の画像をクリック。書き方のコツが拡大されます～