こんにちは、今井淑恵です。

４１号実技編の「月影」に関連して、《あれこれ！表現》は「月」をお送りします。

月の光を浴びることは心身の癒しにもなるそうですよ。

「月」に関することばを集めてみました。ちょっぴり優雅な気分に浸りましょう。

【 有明の月 】…ありあけのつき…　夜明けに空に残る月　

【 月影 】………つきかげ…………　月の光。月の形。月の姿　

【 十六夜 】……いざよい…………　満月の次の日の月　

【 雨月 】………うげつ……………　雨の夜の月。雨名月　

【 月世界 】……げっせかい………　月の世界。月の上　

【 残月 】………ざんげつ…………　明け方まで残っている月　

【 秋月 】………しゅうげつ………　秋の夜の月のこと　

【 上弦 】………じょうげん………　新月から満月に至る間に月の半面が見えて、
　　　　　　　　　　　　　　　　　上方にその直径のあるとき　
【 無月 】………むげつ……………　名月の夜に空が曇り月が見えないこと　

【 明月 】………めいげつ…………　清く澄みわたった月　

★「月」のさまざまな表現★

　　月世界　／　月光　／　月明かり　／　月見　／　月影　／
　　
　　夕月　／　月の宴　／　月の鏡　／　月の雫(露の異称）

★「月」がつく格言★

　月とすっぽん　／　月よ星よと　／　月を指せば指を認む　／
　　
　月に叢雲（むらくも）花に風　／　月満つればすなち虧（か）く）

★月のつく四字熟語★

【 花朝月夕 】
　　　　……かちょうげっせき………　春秋の季節のさかりの楽しいひととき。
                                    花の咲く春の朝と名月の秋の夕べ　

【 花鳥風月 】
　　　　……かちょうふうげつ………　自然の美しい風景。天地自然の美景　

【 羞花閉月 】
　　　　……しゅうかへいげつ………　容姿の美しさの喩え。（あまりに美しいので
　　　　　　　　花が恥じらい月も隠れる意）。女性の顔の非常に美しくあでやかなこと　

【 清風明月 】
　　　　……せいふうめいげつ………　月夜の明るく清らかなようす。また、風雅な遊び　

【 雪月風花 】
　　　　……せつげつふうか…………　四季折々に自然の景色が美しいこと。風流なようす

【 中秋玩月 】
　　　　……ちゅうしゅうがんげつ…　十五夜に月を鑑賞すること、風流な月見を催す

【 中秋無月 】
　　　　……ちゅうしゅうむげつ……　十五夜に月が出ないこと、風流を邪魔されること

★陰暦の月の呼び方★
　　十三夜　／　十五夜　／　十六夜（いざよい）　／　立ち待ち月　／　居待ち月　／　
　　寝待ち夕月　／　臥待ち月　／　更け待ち月　／　二十三夜