こんにちは、実用手書き塾の今井淑恵です。
「中秋の名月」は御覧になりましたか。

九月は空が澄んでいるので、お月様が美しく見えるそうですよ。

今日は月に因んで「月影」を選んでみました。（画像つき）

◆　あるあるこんな癖　２分でわかる“くせ字改善のコツ”◆
～右上表示の画像をクリック。書き方のコツが拡大されます～ 

　縦長の字形の「月」と
　単調に成りがちな「彡」さんづくりの「影」を選びました。

　「彡」さんづくりは簡単ですが、バランスの取りにくい字です。
　楷書以外に、つづけ字も載せていますので参考にしてください。　

☆★「月」は３７号の「長月」で載せていますが、
復習もかねてご覧になってください。

☆★「月」は「月」部に属します。

【 書きコツー１ 】
　　始めのハライは、三日月を思い描いて、きれいな弓なりの形に書きましょう。

【 書きコツー２ 】
　　２画目は美しいボディラインをイメージします。カーブを描くように直線的な
　　線にならないようにするのがポイントです。
　　２画目の最後、ハネの位置はアキを広くとるように。

【 書きコツー３ 】
　　横画はナナメ上へ、アキを均等にします。

☆★「影」は「彡」さんづくりに属します。

【 書きコツー１ 】
　　左側（へん）は、上部が「日」、下部が「京」から成り立っています。
　　「日」は横長の字形にします。
　　左側の（へん）横画は、すべて「右ななめ上」に書きます。
　　「京」の「口」も横長の字形にし、上部「日」の幅と揃えます。

【 書きコツー２ 】
　　左側下部「京」の２画目の横線は、左へ長く突き出します。
　　

【 書きコツー３ 】
　　右側「彡」さんづくりの大きさは変えて書きます。
　　その割合は、上から小、中、大。
　　ハライは裾広がりの形に書きます。

◆書き方のコツを画像で御覧になれます◆
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