真山 英二(不動産コンサルタント)- コラム「「工事完了時における形状・構造等」について」 - 専門家プロファイル

真山 英二
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サノヤマ エイジ
( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
株式会社ハッピーハウス 代表取締役
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「工事完了時における形状・構造等」について

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重要事項説明書の見方 2010-11-30 23:00

重要事項説明書の項目に、

「宅地造成または建物建築の工事完了時における形状・構造等(未完成物件のとき)」

というものがあります。

 

不動産の売買契約時点で、

完成した状態の現物を見ることができない場合に

その完成状態を説明するための項目です。

基本的には、別添資料で完成状態を説明します。

 

未完成物件の主なものとしては、

 ・建築中の建売住宅

 ・建築中の新築マンション

 ・リフォーム中の物件

 ・造成中の分譲地

等があげられます。

 

完成状態を説明するために添付する資料としては、

建築確認申請書類、仕様書、設備表、分譲パンフレット等が一般的です。

リフォーム中の場合は、その見積書、

造成中の分譲地に関しては、造成計画図等で

確認を行います。

 

未完成物件の場合、引渡の時に、

「こんなはずではなかった!!」

とトラブルになることがあります。

 

その原因は、売主と買主の完成イメージの相違です。

お互いに引渡時のイメージを持っていますが、

そのイメージが一致しているとは限りません。

 

ただ、現実的にイメージが一致しているのか

どうかを確認することは困難です。

 

未完成物件を取引する場合には、

可能な限り多くの資料を取り寄せて

できる限りお互いのイメージを

共有することがポイントです。

 

 

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