- 日色 雄一
- 傳統醫學硏究所 日色鍼灸院 院長 医学博士 世界医学気功学会理事
- 神奈川県
- 鍼灸師
対象:心と体の不調
石学敏名誉院長
-
3月22日北京にて開催された中国研修1日目。天津中医薬大学第一付属病院名誉院長石学敏院士。中国ではある分野において学術的に多大な貢献をした者だけに与えられる「院士」の称号。鍼灸家では二人だけが院士の称号を持つ。石学敏院士が考案した醒脳開竅法は脳血管障害とその後遺症に対する治療法である。半身不随、尿失禁、嚥下困難、視野狭窄など諸症状に効果を得る。醒脳開竅法は鍼刺手法を科学的な見地から研究し、手技の規範化、標準化を行い、特定の訓練と教育を受ければ誰もが醒脳開竅法を習得できるというのは伝統医学における「継承」の難しさによる「普及」を可能にしたのではないだろうか。醒脳開竅法は国家重点課題に指定されている。私が石院長の通訳を務めたのは今年で7回目であろうか。年々、手技が柔らかく、且ダイナミックになっており、まだまだ進化を続けている感を大いに受けたのである。
日色 雄一の新着写真・作品
新着写真・作品
一覧