外断熱工法だけがすべて正しいのでしょうか? その2 - リフォーム・増改築全般 - 専門家プロファイル

深澤 熙之
昭和アルミ株式会社 
埼玉県
建築プロデューサー

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対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年06月17日更新

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外断熱工法だけがすべて正しいのでしょうか? その2

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外断熱工法の事について 外断熱工法だけがすべて正しいのか??
世の中すべての住宅が間違った建て方をしていると言って入る訳ではありません。中には素晴らしい、住宅を建てていらっしゃる、工務店や建築会社はいらっしゃいます。
ですが、殆どの家は一時のブームの高断熱高気密による結露の被害がでている家が日本全国に蔓延し、そして、現在外断熱工法というブームの時代に入り、外断熱工法にはあわない安価な外壁材を使用して、その重さに耐え切れずに外壁が剥がれて落ちてしまった・・・とか、崩れ落ちたという被害が増加しています。

どんなに素晴らしい工法でも、どんなに素晴らしい製品があったとしても住宅の場合は現場で工事をするわけですので、使い方一つ間違えると住宅にとっていいどころか、逆効果になってしまいます。

日本には日本の風土にあった最善の方法である、外壁を木の外壁を使い、断熱の方法も通風性を考えて、結露がでないようにして床下を神社仏閣のように床下が風通しがよくしてあげれば、日本の風土にあった最高の住宅ができます。
『木材は自然な調湿効果があります』 
ですが、そういういい住宅を建てられるような大工さんは歳をとり、引退をし、そういう大工さんのご子息は、『いい家が建てられるほどの予算を出して立派な家を建てるお客様は殆どいないので、』いい仕事ができるような住宅の請負の仕事はなくなってきました。それ故、大工職だけでは食べていけず、親の後を継がない方が多いのでそういういい大工さんは少なくなりました。

また、耐久力だけの面を考えれば、隙間だらけの住宅の方が下手な住宅の新築より耐久力はずーっとあります。

ですので、住宅の環境及び耐久性、そして年数が経っても地震に強い家として、しっかりとした家にするには、断熱の方法、断熱リフォームの工法が一番大事な重要なところです。

そして、この断熱リフォーム(外断熱リフォーム)は長年の実績と経験が必要であり、工法が肝心要でございます。