定量部分の「格付け」項目(7) - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

澤田経営研究所 澤田和明
澤田経営研究所 代表
群馬県
経営コンサルタント

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寺崎 芳紀
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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定量部分の「格付け」項目(7)

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資金調達 定量部分の「格付け」項目(7)
3.返済能力
(1)債務償還年数(有利子負債/(営業利益+減価償却費))
定義…今ある有利子負債(割引手形を除く)をキャッシュフロー(返済原資)で割り、完済するまで何年
      かかるかを測る指標。償還年数は短ければ短いほど良く、償還年数が長期化するほど金利
      負担は高くなり、15年を超えるとかなりの負担になってしまう。
格付けが「正常先」であるとみなされる値
     これについては、1項目だけで「正常先」かどうかという格付け基準にはならないが、6年以下で
     有ればGOOD。
分析のポイント
     債務償還年数が長期化するほど、メインバンクから借入拒絶・減額対応を受けるようになる。中
     小企業庁の「企業資金調達環境実態調査」での借入拒絶・減額対応を受けた企業は、0年〜5
     年以下は2.3%、5年超〜10年以下は5.8%、10年超〜20年以下は9%となっている。ま
     た、債務償還年数が短いほど金利は安くなる。

                            <次コラムへ続く>