第729号:来年のIT予測 - コラム - 専門家プロファイル

小笠原 宏之
IT・インターネット戦略のオガコムジャパン 代表取締役
千葉県
ITコンサルタント

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第729号:来年のIT予測

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ビジネスの小技
2012/12/27

第729号:来年のIT予測

ITバブル崩壊後のここ十数年、情報システム開発
の多くは凍結され、過去の遺産を修復しながら凌いて
来ました。大企業の業態も時代の流れで様変わりして
いる状況の中、情報システムのみ大規模で古臭いまま
で使われています。当然、運用コストは開発当初を
持続し、企業の経営を圧迫しています。

政権が変わり投資マインドが高まると、かつて個人で
エコ減税に沸いた自家用車購入ブームの様に、企業は
情報システムのリニューアルに目を向けます。
今まで横並びで良かった経営戦略を刷新する為には
情報システムの再構築が必須だからです。

この様なIT需要爆発の兆しの中、問題となるのは
情報システム開発のプロジェクトマネジメントをした
ことのあるマネジャーの不足です。
プログラミングはオフシェア、つまりコストの安い
海外に任せることは可能ですが、ユーザーと面と向かい
最新ニーズを聞き出し要件定義をするプロは日本人で
あるべきです。

かつて、欧米の経営手法を盲信して、国内の企業体力
を海外に流出させたことを反省し、国内に知財を残す
IT戦略が重要となります。

2013年から始まる日本再生には、国内に知財、つまり
人財を育てる情報技術(IT)への投資が必須です。
企業はこのラストチャンスに乗り遅れない企業戦略を、
個人も自分の価値を高める取り組みを、来年行わなけ
ればないません。

【12月27日って?】

今日は「浅草仲見世記念日」です。
東京スカイツリーのオープンで人出が戻った浅草の
象徴と言えます。浅草仲見世は外国の観光客も大勢
見物に来る日本の顔でもあります。

2013年は日本再生のため浅草が復活した様に、
全ての産業において日本らしさを武器にしても
良いのではないかと思います。

※暦の情報はWikipediaを参照しています。

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