人間であるが故の執着と悩み - コラム - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年05月02日更新

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人間であるが故の執着と悩み

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徒然日記

数日前から愛犬のミニチュアダックス(16歳♂)が、急に後ろ足が動かなくなり、前足だけで後ろ足を引きずって歩くようになりました。

トイレに行くのにも自ら一生懸命下半身を引きずって歩く姿を見た母親が、「可哀想に…。」と言っていました。



ただ、当人(当犬?)は、不憫だとも何とも思っていないんですよね。

可哀想だな…と思う気持ちは、周りの人間が思っているのであって、犬からしたら、自分が不憫だと感じているわけでなく、ただ現状の体を受け入れているだけなんです。



愛犬の見ている世界が飼い主である人間とは違うんですね。

動物にも五官がありますが、頭脳の構造が違うので、人間のような執着を持つこともありません。

同じ世界にいて同じものを見ているように人間は思うけれども、その感情を動物が同じように持っているわけではないんですね。

人間よりもありのままを見て、自由活発に本来の生命を生きています。



ところが人間である限り、動物と同じように暮らすわけにはいきません。

衣服を身に付けなければ外を出歩くことは出来ませんし、お金が無ければ食べ物を買うことも、交通機関で移動することも出来ません。

動物とは生活様式が違う以上、どうあっても物やお金に強い関心というものは出てきてしまうものです。



それ故に執着というものが現れるのも当然なわけなのですが…。

その執着心を放置していいかというと、また別問題です。

強すぎる執着心は自らの心身を焦がし始めていきます。

結果、夜も寝られないとか、便秘になるとか、心身への悪影響が出てくる他、犯罪や戦争ということにも繋がっていくわけです。



これを回避するためには、一切は空であることを知る必要があります。

この空ということを腑に落とすためには、本を読んだり人の話しを聞いただけでは絶対に無理なんですね。

自分で体得しないことにはどうしようもないわけです。



じゃあ、悟りを体得しようと修行だけに走っても悟ることは出来ません。

悟りに執着して修行を求めても、永遠の修行僧になるだけです。

自分を変えたいと講座やセミナーに行って人の話しを聴くだけでは、何かを得たような気がするだけで、実のところは何も得ていないんですね。



だからといって、理性の無い信仰に走ってもいけません。

理性のある真理を学んだ上で、自ら体得していかないと意味が無いわけです。

そして自分とは何かがわかってくると、あらゆる人間的悩みが無くなっていきます。



人間以外の動植物は、自然に寄り添って生きています。

ところが人間は執着がある故に自然が何なのかもわからないんですね。

自分の気持ちを相手に押し付けず、動物を見習って本来の自由な生命を生きていきたいものですね♪



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