心身が一致した時に叶う願い

以前、「宇宙の法則とは秩序と調和」だという話しを書いたことがあります。

【宇宙の法則とは？】
http://ameblo.jp/mikatakakumei/entry-11204479176.html



何かに悩んだ時は、それが調和に反しているかと考えてみたらいいんです。

例えば「お金持ちになりたい」という願望があったとします。

多くの方の偽らざる本音でしょう。



ところが、それこそが宇宙の法則に反しているんです。

「自分だけが金持ちになりたい！」

というのは、調和を乱すものに他なりません。



水の流れを止めて、自分だけが太ろうとするのは、調和どころか周りの邪魔をしていることにもなります。

第一、現状に不満があるからこそ、そんな願いが出てくるわけです。

表面上の願いの裏側にあるものは、ネガティブの感情なんです。



じゃあ、どうしたら良いか…というと、誰かのお役に立ちながら、サービスを提供していけばいいわけです。

極々当たり前のことなのですが、貧すれば窮するというように、現実の生活が苦しくなってくると他人のことを考える余裕が無くなります。

結果、環境を変える前に、自分の心を変えるということに行きつかないんですね。



今、世の中ではテレビを付ければ「不景気だ。」というニュースを流しています。

世間と同じ方向を向いていたら、当然のことながら不景気に心が傾きます。

北へ行きたいと言いながら南を向いているようなもので、ポジティブになりたければ、まず自分の心を変えていくしかないんです。



「だからって周りがネガティブなんだから仕方ない…。」

なんていう言い訳は一切通用しません。

何かのせいにする弱い心こそが現状を生み出しているんです。



大切なのは「言葉」や「行動」を「心」と一致させることです。

逆に言えば、「心」が「言葉」や「行動」に現れてきているだけなんです。

北に行きたいと思ったら北を向いて歩いていけばいいんです。

人生をプラスにしたければ、プラスの方向に心を向けて歩んでいけばいいんです。



自分の心もコントロール出来ないのであれば、体をコントロールすることは出来ません。

であれば、宇宙の法則に従いたいと思っても、自分だけが肥えることしか考えられないようなことになります。



水に溺れて苦しくてもがいているのに、足が絡まって水面に上がっていけないのは、自らの心に原因があることに気付いていないからです。

力を抜いたら浮かべるのに、必死で無駄な力を入れて生きているから苦しくなるんです。



もう一度言いますが、宇宙の法則というのは秩序と調和です。

その理を乱して宇宙が喜ぶわけはないんです。

自分だけのために動いても、波が来るわけはないんです。



心から人のために尽くせるようになった時、何でも願いが叶えられるようになっているはずです。

「あなたの願いは自分の為ですか？それとも他人の為ですか？」

全ての生きとし生けるものの願いが叶うことを願っています。