定量部分の「格付け」項目(4) - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

澤田経営研究所 澤田和明
澤田経営研究所 代表
群馬県
経営コンサルタント

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寺崎 芳紀
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閲覧数順 2024年04月26日更新

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定量部分の「格付け」項目(4)

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資金調達 定量部分の「格付け」項目(4)
(5)自己資本比率(純資産/総資産)
  定義…会社の総資産に占める純資産(自己資本)の割合を示し、企業体質の健全性と不況抵
       抗力の強さを示す指標。
  格付けが「正常先」であるとみなされる値
       これについては、1項目だけで「正常先」かどうかという格付け基準にはならない
       が40%以上なら優。
  分析のポイント
       自己資本は、払込資本金と内部留保(法定準備金及び利益剰余金)の合計だから、返
       済する必要のない最も安定した資金。利益を無視して売上ばかりが増加すると、総資
       本も増えこの比率が悪化する。倒産企業を分析するとこのケースが多い。
       株式による資本金は配当という資金コストがかかるが、内部留保はコスト0。
       従って、内部留保の多い自己資本の方が質的水準は高いことになる。但し、借入金は
       一度に多額の資金調達ができるが、内部留保の積み増しではそうはいかない。
       この比率が20%〜30%は良、20%未満は自己資本が安定しているとはいえな
       い。
                                <次コラムへ続く>