【ネット集客】忘れてはいけない人の基本的モチベーション - ホームページ・Web制作全般 - 専門家プロファイル

芹川 隆
Gadget Shop 代表 Webコーディネーター
千葉県
パソコン講師

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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【ネット集客】忘れてはいけない人の基本的モチベーション

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インターネット上でも現実でも人の本質というものが変わるものではありません。インターネット上の技術が進んだことで、情報の入手のしやすさ、企業(担当者)の電話やメールでの対応の早さ、便利さ、サービスレベルといったエンドユーザが期待するものというものが、インターネットによって変化して参りました。


しかし、人が買い物をする、その他の人間的な状況にあるときに反応する基本的なモチベーションは現実世界でもインターネットの世界でも変化していないのです。


◆お店と実際のお客様が誤解していること

インターネット上でのお問い合わせは質がよくない(お店側)、

インターネットからのお客様よりオフラインのチラシなどのお客様と質が違う(お店側)

対応に人間味がない(お客様側)、

などのお話をよく聞きますが、人は人であることには変わりなく、オフラインと同じ恐れ、ニーズ、欲求を抱えています。


恐れや不安を抱えているからこそ、質問者もうまく質問ができなかったり、インターネット上の向こうにも人がいるがその人がどんな人なのかと思うあまりに実際にお会いしたときのような対応がうまくできない。皆さんもインターネット上のサービスを利用する際にそんな経験はないでしょうか。


広告は、印刷媒体であっても、インターネットの世界であっても変わらないのです。ホームページやブログ、SNSを運営していき、インターネット上で集客したい方にはぜひこの「人の本質」を忘れないで頂きたいと私は考えております。

今回は、チラシやDMなどの印刷広告そしてインターネット広告で次の9個のポイントを踏まえて制作してみてください。


1.相手にとって何が得かをアピールできているか

Webデザインにこだわったあまり華やかであるが、訪問者に何が得かを伝えられないと、立ち去って(直帰されて)しまいます。


2.ターゲットは誰かを明確にできているか

訪問者100人のうち100人を納得させるコピーは難しいでしょう。(そんなコピーを書けるライターもいるかもしれませんが…)

100人の中の誰に買ってほしいか(その人はお金を持っていて、あなたの製品やサービスを必要とし、購買意欲があり、そして購入権限を持っている人)を徹底的に考えましょう。100人中100人を満足させるものではなく、100人の中で、問題や悩み、不安、欲求を抱えている人で、その問題があなたの商品、サービスで解決できる人をターゲットとしましょう。


3.Webデザインにも魅力が必要

Webデザインは何でもいい、キーワードをどんどん盛り込んでくれなどとにかくGoogleやYahooの上位表示をしたいといったお声を頂くこともありますが、新聞広告や看板と同じようにWebデザインも人々の目に留まるためのWebデザインが必要です。

※誰でもWebサイトを作れるツールや無料サービスで簡単にWebサイトが開設できますが、どんなWebデザインでも良いと考えている方は訪問者にがっかりされリピーターを失い、そして結果的に売上も減ってしまうでしょう。


4.関連性を大切にする

とにかくWebサイト上にコンテンツをどんどん掲載しましょう!ブログを毎日更新してください!などアドバイスをされているコンサルタントの方が少なくないですが、今の情報過多の時代では、Webサイトのテーマに関連性の低いものをどんどんアップしてコンテンツ山盛りのWebサイトにしてはいけません。

あなたのWebサイト上のコンテンツは、あなたの伝えたいこと、見込み客が望み、必要とする話題に集中しましょう!

※facebookなどはコミュニケーションツールなので、日常の話題とビジネスの話とのバランスが重要です。またこれは別の機会にご案内します。


5.メリットを強調し、他社より優れている(自社の強み)を証明する

サービス、商品を購入することで得られるメリットを際立たせ、今買わなければならないと思わせるようなWebサイトにしなければなりません。そして、他社ではなくどうしてこのWebサイト上(お店)でなければならないかを解決する必要があります。ここではその訪問者が抱えている課題をこんな会社さんは解決しましたよ!のような具体例を紹介しましょう。そして、そのお客様から喜びの声をもらいましょう。(顔写真や動画でメッセージを頂けたら効果抜群です)


6.サービス・商品の情報と利用方法を提供する

購入やお問い合わせをしてもらうためのプロセスは、簡潔にストレートにそして説得力のあるかたちで明示しましょう。サービス・商品の説明は、「訪問者の疑問」に答えるかたちでまとめていきます。送料は?手数料は?納期は?などの関連情報も明示し、訪問者を納得して「お問い合わせやお申込みのフォーム」に入力してもらいましょう。


7.メリットを明確にする

注文したら無料プレゼントがある、定価から10%の割引がある、次回の購入時に使えるクーポンやポイントがもらえるなどが成約率の高い売り方と言われています。無料体験、無料レポート、無料メールマガジンなど、訪問者が情報を提供する代わりに何が得られるかを明確にしましょう。


8.思いをストレートに伝える

DMやチラシなどの印刷媒体に比べ、インターネット上の訪問者は関心を持続する時間がより短く、忍耐力が低いなど少々難しいように感じます。あなたもマウスをカチッとクリックして、情報やデザインを見て一瞬で次のページや元のページに戻ってしまった経験ありませんか。あなたのWebサイトへの訪問者も同じ人間です。きっと同じアクションを起こすでしょう。

インターネットでは印刷媒体よりストレートで理解しやすいメッセージを伝えましょう。


9.導線を意識してご案内する

メール、ブログ、facebook、twitterなどからオファー(先着10名に無料プレゼントなど)を出す場合、入力フォームのURLを記載しておくべきです。TOPページに案内して、その訪問者が入力フォームを探してたどり着いてくれるだろうと考えてはいけません。その考えでレスポンス(コンバージョン)は全く異なる結果になるでしょう。しっかり訪問者の立場に立って入力フォームへの導線を考えましょう!


これらのポイントを意識して、今のあなたのインターネットや印刷広告を見直してみてはいかがでしょうか。

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